■吉幾三が青森市恒例行事「かかしロード280」の2019年度シンボルかかしに選出。自分をイメージして製作された巨大かかしと初ご対面
昨年、芸能生活45周年ツアー終了後、約1年間休業。世界中を旅行したり、曲づくりをするなどの充電期間を終えた今年5月22日に発売した新曲「人生(みち)」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングセラー中の演歌歌手・吉幾三(66)が9月16日、青森・青森市の油川地区 国道280号バイパス沿いにある「かかしロード280」かかしロード会場で「BIG吉幾三かかし」との対面セレモニーを行った。
これは、「かかしロード280」と銘打ち、青森市が地域活性化のために毎年実施している恒例行事で、今年で13回目。国道280号バイパス沿い、約60㌔にわたってかかしを並べ、地元はもちろん、全国から訪れる観光客らの目を楽しませているが、今年は、ユニークなかかし約550体(過去最高数)を展示し、9月1日から同30日までの1カ月間にわたって開催。
なかでも毎年、青森県にゆかりのある著名人を選出し、その年のシンボルとなるかかしを展示するのが一番の目玉で、2015年は歌手・淡谷のり子、16年は俳優・松山ケンイチ、17年はお笑いタレント・古坂大魔王がプロデュースする〝ピコ太郎〟、18年は俳優で歌手・梅沢富美男がそれぞれ選出。
そして今年は、青森でも絶大な人気を誇る吉(青森・五所川原市出身)が選ばれたもので、ねぶた師の北村蓮明さんが彼をイメージしながら約1カ月間かけて製作。台座を合わせて約7㍍もの巨大かかし「BIG吉幾三かかし」が完成した。
その対面セレモニーには、地元の報道陣やファンが大勢詰めかけるという大歓迎ぶりに感激しながら初めて同かかしと対面した吉は「このような素晴らしいかかしを作っていただいて、大変ありがたいなと思います。自分で見るのは今日が初めてですが、とうとうオレもかかしになったのかぁ…(笑)。このかかしが、この油川の一つの名物になったらうれしいですね。それに、(台座にある)このボタンを押すと『TSUGARU』が聴けますし、ちょうどこのかかしに合わせて出来た歌ですので、ぜひ皆さんも聴いてみてください」と笑顔であいさつ。
その後、シンボルかかしの台座に自分のサインを書き入れ、「ここには駐車場のスペースもありますし、今月末まで展示されていますので、地元の方はもちろん、全国の方々にこのシンボルかかしを見ていただきたいですね」とアピールしていた。
かかしロード会場には今月末まで展示され、その後は新幹線の新青森駅構内に1年間、展示される予定。
9月12日から配信限定で発表した「TSUGARU」(全編、津軽弁で歌ったラップ調の楽曲)のミュージックビデオ(YouTube)が180万回再生突破(9月25日現在)と絶好調で、シンボルかかしでもその曲が聴けるとあって、これから青森の新名物の一つになるに違いない。
(サンニュース)

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