■新川二朗の「芸道60周年・傘寿を祝う会」が東京・浅草ビューホテルで開催。「これからも健康に気をつけ、一日でも長く歌い続けていきたい」
「東京の灯よいつまでも」などのヒット曲で知られるベテラン歌手・新川二朗(79)が、今年で芸道60周年、そして来る11月2日に80歳の傘寿を迎えるのを記念して9月21日、東京・台東区の浅草ビューホテルで「新川二朗 芸道60周年・傘寿を祝う会」と銘打った記念パーティーを開いた。
石川県出身で、高校卒業後、同・金沢市にあった大型娯楽施設「金沢ヘルスセンター」で歌手として初舞台を踏み、そこでの評判を聞きつけた歌手・村田英雄にスカウトされ、1962年にキングレコードから「君を慕いて」でレコードデビュー。
1964年「東京の灯よいつまでも」が大ヒットを記録し、同年の「第15回NHK紅白歌合戦」に初出場。その後もステージをはじめ、テレビ、ラジオなどに数多く出演し、現在も第一線で活躍中だ。
会場には、大津美子、扇ひろ子、宮路オサム、平浩二、島津悦子ら歌手仲間や作曲家・聖川湧、同・岡千秋ら約500人がお祝いに駆けつける中、鏡割りを行った後、最新曲「泣かせ酒」をはじめ、「君を慕いて」「おれの日本海」「無法松の一生~度胸千両入り~」、それに代表曲「東京の灯よいつまでも」など全13曲を熱唱した。
芸道60周年を迎え、「よくも60年も歌ってこられたなというのが、いまの正直な気持ちですね。弟が41歳で亡くなりましたし、私も60歳まで生きられればいいなと思っていましたので。でも、あっという間に80歳を迎えるまできたので、幸せ者ですよ。好きな歌を歌って今日まで来られて、仕事も一日も休んだことはないですからね。病気もしたこともなければ、病院に行ったこともない。血液検査もしたことがないですから…(笑)。25年ぐらい前に体調を崩したことがありますが、その一回だけで、あとは健康そのもの。こんな健康な体に産んでくれた親にいつも感謝しています」とニッコリ。
80歳を迎えるにあたって、「60代、70代までは年齢をとったという気持ちは全然ありませんでした。80歳という声を聞くと、ちょっと抵抗はありますが、まだまだ元気ですからね」と感想を述べた。
現在もなお歌に意欲的で、「いま歌っている『泣かせ酒』がカラオケでも盛んに歌われているので、この曲を大ヒットさせるのが、これからの一番の目標です。これからも健康に気をつけて一日でも長く歌い続けていきたい」と話していた。
10月9日には、大ヒット曲「東京の灯よいつまでも」から最新シングル「泣かせ酒」まで全18曲を収録したニュー・アルバム「新川二朗全曲集2020」が発売。
(サンニュース)

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