■大川栄策が「大川栄策歌謡塾」主催のカラオケ発表会&ショー。ショーでは新曲「未練なんだぜ」など15曲熱唱
日本コロムビアから4月10日にニュー・シングル「未練なんだぜ」(詞・たかたかし、曲・筑紫竜平)を発売したベテラン演歌歌手・大川栄策(70)が4月14日、東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館・けやきホールで「第三回 大川栄策歌謡塾主催 DAMカラオケ発表会」と銘打ったカラオケ発表会&大川栄策ショーを開いた。
「大川栄策歌謡塾」は、一般のカラオケ愛好家たちが歌の技術向上ができるようにと、大川自らが2015年6月に開講。大川を中心に、プロ演奏家として活動するインストラクターたちが、塾生が希望する曲を課題曲にして、それぞれの個性と能力に合わせて懇切丁寧に個人レッスン。これまでに多くの塾生たちに好評を博している。
そんな大川が主宰する歌謡塾によるカラオケ発表会&ショーで、2017年から毎年開催され、今年で3回目。
カラオケ発表会には、全110人が出場。大川をはじめ、元日本コロムビア制作本部長で、現音楽プロデューサー・大木舜さん、日本コロムビアのプロデューサー・高橋正人さん、徳間ジャパンコミュニケーションズのディレクター・坊井江里奈さんの4人が審査を務める中、出場者一人ひとりがそれぞれに選んだ曲を歌唱し、その1曲1曲に対して懇切丁寧なアドバイスを受けた。
また、「公開ミニミニレッスン」と題して、出場者の中から抽選で選ばれた3人がステージに上がり、大川自らが歌唱指導を行った。
そして、全出場者の中から入賞者の発表があり、歌唱賞は、「風の追分みなと町」を歌った前島久子さん、奨励賞は、「男の火花」を歌った斉藤勝雄さん、審査員特別賞は、「浪花姉妹」を歌った矢田部昌枝さん&三宅泰江さん、それに古賀メロディーを歌唱した人の中から選ばれる大川栄策賞は、「白い椿の唄」を歌った池田正雄さんに決まった。
その後、大川栄策ショーを開き、220席を埋め尽くす熱烈なファンが見守る中、オープニングに「昭和放浪記」を歌って、「あと2週間ちょっとで平成が終わり、令和になるということで、感慨深いものがあります。令和がどんな時代になるか楽しみですが、昭和、平成と生きてきて、新しい令和の時代もしっかりと力強く生き抜いて頑張っていきたいと思います。今日は、皆さまの歌を聴かせていただいて、お上手な方ばかりで感激しました。私も皆さまに負けないように歌っていきたい」とあいさつ。
続いて大ヒット曲「さざんかの宿」をはじめ、代表曲「目ン無い千鳥」、師匠・古賀政男さんが作曲した美空ひばりさんのヒット曲「柔」、前作シングル「男の火花」、新曲「未練なんだぜ」など全15曲を熱唱した。
新曲「未練なんだぜ」については「102枚目のシングルになります。久方ぶりに、たかたかし先生に詞を書いていただきました。スローワルツの男心のさみしさを歌った歌ですが、ぜひ皆さん、覚えて歌っていただければと思います」と話していた。
5月11日には、東京・目黒雅叙園でディナーショーを開催。
(サンニュース)
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