■氷川きよしがデビュー20周年記念曲「大丈夫/最上の船頭」発売記念イベント。ファン2000人が大熱狂
今年でデビュー20周年を迎えた演歌歌手・氷川きよし(41)が3月11日、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で、翌12日に日本コロムビアからリリースする新曲「大丈夫/最上の船頭」(両A面シングル)発売記念イベントを開いた。
20周年を記念して発売されたニュー・シングル「大丈夫」は、お手を拝借、三本締めで景気よく!、「最上の船頭」は、繰り広げられる人間模様を情緒たっぷりに歌った作品で、カップリング曲とビジュアルが異なるA、B、Cの3タイプを発売。カップリング曲は、Aタイプが「越後の雪次郎」、Bタイプが「惚れたがり」、Cタイプが「きよしのよさこい鴎」が収録。
会場には、約2000人の熱烈なファンや買い物客らが詰めかける中、「こんなに多くの皆さんにお越しいただき本当にありがとうございます。今日は3月11日。8年前、東日本大震災がありました。亡くなられた方や被害に遭われた皆さんへのご冥福をお祈りさせていただきます。今回の新曲『大丈夫』で、悲しいことやつらいことも『大丈夫だよ』という気持ちになれるように励ましの気持ちを込めて歌っていきたい。今日は、短い時間ですが、悲しみを喜びに変えられる時間にさせていただきたいと思います」とあいさつ。
大ヒット曲「きよしのズンドコ節」をはじめ、新曲「大丈夫」、カップリング曲から「越後の雪次郎」「惚れたがり」「きよしのよさこい鴎」、もう1曲の新曲「最上の船頭」、それに再度「大丈夫」の全7曲を熱唱して集まった2000人のファンも大興奮。
「大丈夫」の曲では、氷川がステージを端から端まで振りを交えて客席のファンの目の前まで行きながら元気いっぱいに歌い、会場中が大丈夫コールで最後まで盛り上がった。
歌い終わって、「20周年のスタートの発売記念イベントなので、大勢の皆さんにお越しいただいて本当にうれしかったです。今回は一つのCDに全く違うタイプの作品を収録。『大丈夫』は現実の世界で、自分のそのままの自分の人生を歌っている明るい曲ですし、『最上の船頭』は非現実の世界を歌っています。『大丈夫』は、今年の流行語になるよう流行らせたいですね」。
20周年を迎え、「ファンやスタッフの皆さんが氷川きよしを作ってくださったので、多くの皆さんに感謝しています。20周年をしっかり歌って、氷川きよしここにありという思いで『大丈夫』を歌っていきたい」と意気込みを語った。
この後、3月15日に名古屋・アスナル金山、同16日に大阪・ツイン21アトリウム、同22日に神奈川・小田原ダイナシティで実施(今回の東京と合わせて全4カ所で7回)。また、20周年記念コンサートを7月11、12日の両日、東京・日本武道館(2日で3公演)、9月6日 に大阪・大阪城ホール(1日で2公演)で開催。
そして、5月には大阪・新歌舞伎座にて座長公演「氷川きよし特別公演」を開催。
(サンニュース)
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