■徳永ゆうきが東京・原宿の若者の流行発信基地で初のベストアルバム発売記念イベント。原宿系演歌宣言!
年配の人たちから可愛がられ、「ニッポンの孫」とも呼ばれている実力派演歌歌手・徳永ゆうき(24)が3月12日、東京・原宿のJOL原宿で、初のベストアルバム「ゆうきの演歌 出発進行!~徳永ゆうきベストセレクション~」(ユニバーサルミュージックから3月13日発売)発売記念イベントを開いた。
2013年11月13日に「さよならは涙に」でデビューして以来、テレビに舞台に映画にと引っ張りだこの人気で、なかでも昨年、TBS系「演歌の乱」に出演した際、米津玄師のカバー曲「Lemon」を歌い、その映像がYouTubeにアップされ、1100万回もの再生を超え、大きな話題を呼んでいる。
そんな徳永が、原宿に本社を構え、新世代の新しいエンタテインメントとして発信する「原宿系演歌」を推進するユニバーサルミュージックの近くにある10代の流行発信基地『JOL原宿』で初のベストアルバム発売イベントを実施。
会場には大勢のファンが詰めかける中、「デビューして6年目に突入しましたが、初のベストアルバムが発売ということで、大変お待たせしました。最近、徳永ゆうきを知った方にもこの1枚があれば、デビュー曲からすべてのシングル曲が聴けますし、カバー曲も何曲か入っています」とあいさつ。
同アルバム収録曲からネット配信限定の話題曲で、今回のアルバムで初めてCD化された「恋の難読駅名」をはじめ、いま自身の歌で話題沸騰中のカバー曲「Lemon」、オリジナル曲の「函館慕情」「津軽の風」など全5曲を熱唱した。
「去年、番組でJポップを歌わせていただいて、まさかこんな大きな反響があるとは思ってもいなかったので、僕自身、すごく驚いています」と前置きしながら「ネットで僕を知って、今日来てくださった方はどれくらいいますか?」と問いかけると、半分ほどのファンが手を上げ、「でも、これがきっかけで徳永ゆうきのことを知っていただいて、僕の演歌を聴いていただければいいですね。年齢層もぐっと下がって、うれしいことです。老若男女を問わず、若者と演歌の架け橋になることが僕の一つの目標です」。
また、鉄道マニアとして知られている彼の特技ネタの電車の車掌ものまねから「京王線」の駅を紹介する車掌の流ちょうなまねを披露して場内を笑いで沸かせた。
そして、「原宿系演歌というのは、僕はまだ24歳ですので、同年代の方にも演歌を聴いていただきたいですし、若者と演歌の架け橋になれたらいいという思いがこもっています。今日は、一緒に盛り上げてくださった若い人もたくさんいらっしゃったのでうれしかったです」と話していた。
4月1日からスタートするNHK Eテレ「天才てれびくんYOU」の新シリーズ「もじ化け編」にレギュラー出演する。
(サンニュース)
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