■吉幾三がダチョウ倶楽部の肥後&上島と「歌謡ポップスチャンネル」特別番組で共演。奄美大島と神戸を訪問
演歌歌手・吉幾三(63)が、お笑いトリオ、ダチョウ倶楽部の肥後克広(53)&上島竜兵(55)と3人でCS放送「歌謡ポップスチャンネル」6月特別番組「あなたの街に聞きに幾三!!~心で歌うのど自慢~」(6月12日前10・0~11・0)で共演することになり24日、東京・中央区のロイヤルパークホテル箱崎で記者会見を開いた。
はがきを寄せた視聴者の元に吉幾三が「話」と「歌」を直接聞きに行くという音楽ドキュメンタリー番組で、吉に聞いてもらいたい苦労話や面白い話、そして歌を募集。今月22日から24日までの3日間、神戸と奄美大島を訪れ、収録してきた。
この日は、ロケ先の奄美大島からの帰りで、「神戸では、演歌歌手になりたいくるみちゃんという子に会いまして、歌を聴きにカラオケボックスに行きまして、練習曲を僕が書いてあげると約束してきました。歌手になる素質はあるので、あせらずに、勉強や遊びもしながら歌も一生懸命頑張りなさいと言ってきました」。
それぞれに吉との旅を満喫した上島は「吉さんはすごい優しくて、抱かれてもいいかなと思いました(笑)」、肥後は「人間味と温かさ、優しさがある方ですね。番組スタッフ、街ゆくおばちゃん、おじちゃん、ちっちゃい子どもまで…。そこが吉さんの人間味ですね。惚れましたよ。僕、抱きますよ(笑)」と、2人とも吉を絶賛。
吉は「われわれは、われわれで楽しんで旅をさせていただきました。たくさんの人と出会えて、いろんなものをいただいたような気がします。出来る限りこの3人で続けていきたい番組だと思っています。皆さんの街にも、おハガキをいただければ伺いますので、相談ごととか歌にまつわる話があればぜひ『歌謡ポップスチャンネル』のほうにご連絡をいただければと思います」と話していた。
ロケ1日目は、神戸を訪れ、神戸で育ったというダチョウ倶楽部の上島が、演歌が大好きな小学4年生について書いた母親からのはがきを紹介。神戸南京町(中華街)をぶらり散歩しながらその女の子を知る人に聞き込み。早速、女の子の自宅を訪ね、彼女の話と歌を聴いて、吉が歌を1曲披露。
その翌日、奄美大島に飛び、奄美大島は第二の故郷(母の故郷)というダチョウ倶楽部の肥後が、奄美市役所紬観光課の人からのはがきを紹介し、その観光課の人が、奄美を代表する島唄の唄者(うたしゃ)で、奄美民謡大会で民謡大賞受賞者を推薦。奄美の商店街歩きや焼酎工場見学を行い、島唄の唄者の店にも行き、焼酎を飲みながら吉が彼女の人生話を聞く。三線の生演奏で彼女が歌うのを吉と肥後が聴き、最後に吉が歌を披露する。
奄美大島では、吉と肥後が島唄名人に会いに行き、神戸では、吉と上島が、演歌歌手を目指す9歳の少女に会いに行き、それぞれ歌への思いを語り、吉に歌を披露。歌い終えた相談者へ吉から送られる言葉や歌は必見で、ほかにも奄美大島と神戸の街を歩きながら地元の人たちとふれあうなど見どころ満載。楽曲に込められたドラマと実際の人間ドラマが交錯する新しい形の音楽ドキュメンタリー番組だ。
(サンニュース)
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