■大城バネサが岐阜市でデビュー15周年記念曲「長良川悲恋」発表会。作曲の岡千秋氏も応援に
アルゼンチン生まれの日系2世演歌歌手・大城バネサ(36)が、デビュー15周年記念シングル「長良川悲恋」(詞・青山るみ、曲・岡千秋)をビクターエンタテインメントから4月25日に発売したのを記念して4月30日、岐阜・岐阜市の長良川国際会議場メインホールで新曲発表会を開いた。
同曲は、長良川鵜飼で知られる日本三大清流の一つ、岐阜県・長良川を舞台にした純粋な愛をテーマに繰り広げられる悲恋の物語を大城ならではの声量たっぷりの歌唱力で情感豊かに歌い上げた作品で、五木ひろしの大ヒット曲「長良川艶歌」を作曲した岡千秋氏が書き下ろしたもの。また、カップリング曲「おねえちゃん」は、アルゼンチンに住んでいる大城の姉をモチーフにした楽曲で、大城自らが作曲を手がけた。
大城は、岐阜・羽島市に住み始めてから今年で9年目を迎えるが、今度の新曲は、昨年1月、岐阜の政財界や文化界の人たちが集まって開催された新春例会に作詞家・青山るみ氏、作曲家・岡千秋氏と3人でゲストに招かれた際、岐阜県知事・古田肇氏から「ぜひ大城バネサさんに新しい岐阜の歌を歌ってほしい」と要望されたことから生まれた。
約1700席の会場は、熱烈な地元ファンで満席の中、「今日はこんなにたくさんの方がお越しくださり、本当にうれしいです。まさか15年も歌ってこられるなんて思ってもいなかったので、奇跡です。これも皆さんが応援してくださるからこそで、皆さんには心から感謝しています」とあいさつ。
新曲「長良川悲恋」をはじめ、デビューのきっかけとなった「NHKのど自慢」でグランドチャンピオンを受賞したときに歌唱した「女の漁歌」、2003年8月27日発売のデビュー曲「鴎も飛ばない海だよ」、新曲のカップリング曲「おねえちゃん」、沖縄県人の血が100%流れている彼女が2014年に沖縄県知事より「美ら島沖縄大使」に任命され、その沖縄の素晴らしさを歌ってヒットした「逢いたい島(じま)」など全7曲を熱唱した。
また、作曲の岡氏も応援に駆けつけ、「ファンの皆さんのお力で(私が作曲した)『長良川艶歌』に続く大ヒットにしてください」、作詞の青山氏は「『長良川艶歌』を超えるヒットにしたいです。皆さんの応援をぜひよろしくお願いいたします」と激励。
大城は「デビューして15年。今日まで好きな歌を歌ってこられたのも皆さんのお陰です。15年の間には、楽しいことも苦しいこともいろんなことがありましたが、この15周年記念曲を大ヒットさせ、応援してくださるファンの皆さんに恩返しがしたい」と話していた。
新曲CD購入者を対象にしたカラオケ大会を12月に開催(締め切りは9月30日)。賞金総額100万円と豪華版だ。
(サンニュース)

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