■水森かおりが愛媛・宇和島市の「和霊大祭うわじま牛鬼まつり」に初参加。「宇和島市観光親善大使」に就任
山口県を舞台にした最新シングル「早鞆ノ瀬戸(はやとものせと)」(徳間ジャパンコミュニケーションズから5月2日発売)がオリコンウィークリーランキング初登場総合4位(演歌1位)にランクインし、現在ヒット中の演歌歌手・水森かおり(43)が22日、愛媛・宇和島市で開催の「和霊大祭うわじま牛鬼まつり」に初参加。宇和島きさいやロード牛鬼すとりーと特設ステージでミニライブを行った。
同祭は、毎年7月22日から同24日まで開催される四国有数の夏まつりの一つ。「牛鬼(うしおに)」とは、全長5~6㍍の山車のことで、鬼のような顔に長い首、赤い布やシュロで覆われた牛の胴体、剣にも似た尻尾を持っている。そんな何体もの牛鬼が市内を練り歩く迫力のあるパレードや伝統の宇和島おどり、夜空と宇和海を彩る花火大会、最終日の走り込みなど熱気あふれるイベントが3日間にわたって繰り広げられる。
その初日のステージに立った水森は、約2000人の地元ファンや観光客らが詰めかける中、「すごい数のお客さまですね。今日は、『うわじま牛鬼まつり』という歴史あるお祭りのステージにお招きいただきまして誠にありがとうございます。私は、デビューして今年で23年目になるんですけれども、ずっとあこがれているステージが3つありまして、1つ目は紅白歌合戦、2つ目は日本レコード大賞、そして3つ目は牛鬼まつりです(笑)」とあいさつ。
大ヒット曲「鳥取砂丘」をはじめ、前作シングル「越後水原」、宇和島市を舞台にした「宇和島 別れ波」(新曲「早鞆ノ瀬戸」のAタイプのシングルに収録されているカップリング曲)=タイプA&Bの2タイプが発売され、それぞれジャケット写真とカップリング曲が異なる=、それに新曲「早鞆ノ瀬戸」の全4曲を熱唱した。
また、「宇和島市観光親善大使」にも任命され、宇和島市長・石橋寛久さん(67)から委嘱状と真珠のブローチがプレゼント。石橋市長から「『宇和島 別れ波』が、『別れ波』じゃなくて『出会い波』になるようみんなでカラオケで歌って一生懸命宣伝してください。水森かおりさんには、『宇和島市観光親善大使』として大いに期待しています」とメッセージが送られた。
最後まで地元ファンらの熱い声援にこたえながら「観光大使は、今回で19カ所目になります。カップリング曲で観光大使に任命されたのはこれが2つ目ですが、今回のように地元・宇和島市の皆さんから『この曲をテレビで歌って』とか『この曲で紅白に出て』などと熱望されるのは初めてです。また今日は、新曲『早鞆ノ瀬戸』を皆さんが一緒に口ずさんでくださったりして、本当にうれしかったです。この『宇和島 別れ波』を大切に歌っていきたいと思います」と話していた。
8月2日には、「しものせき海響大使」就任記念盤「早鞆ノ瀬戸」(カップリングに山口県のご当地ソング2曲を新たに収録/ジャケット写真が異なる2タイプを同時発売)=初回限定盤はミュージックビデオを収録したDVD付き=が発売。
(サンニュース)
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