■山本あきが今年初のマンスリーライブを蒲田のライブハウスで。アコースティックな昭和歌謡熱唱
キングレコード創業75周年記念アーティストとして2006年6月21日に「哀しみ本線」でデビューして今年で11年目を迎え、現在、13枚目の最新シングル「たそがれ本線」(詞・石原信一、曲・聖川湧)がロングセラー中の演歌歌手・山本あき(40)が5日、東京・蒲田のライブハウス、CATFISH TOKYO(キャットフィッシュ東京)でマンスリーライブを開いた。
マンスリーライブをスタートしてから若いファンも増えてきたそうで、そんな新しいファンも含めて、幅広い年齢層の熱烈なファンで満席の中、「おととしの6月からマンスリーライブを始めてまいりまして、今回が21回目です。いままでは、錦糸町駅前や蒲田駅前など路上でのライブが主だったのですが、外ですと雨が降ったり、寒かったりと、天候にも左右されて長時間のライブができなかったりしますので、今回からは、私が住んでいる池上線沿線の蒲田駅近くにあるこのキャットフィッシュ東京で月に一度、『キャサリン山本』としてマンスリーライブをやらせていただくことになりました。今日はいつもの(路上での)マンスリーライブとは違って、時間の許す限りいっぱい歌います」と笑顔であいさつ。
最新シングル「たそがれ本線」をはじめ、アコースティックギターの弾き語りで、昭和のヒット曲のカバーから、りりィの「私は泣いています」、井上陽水の「心もよう」、ちあきなおみの「紅とんぼ」、西島三重子の「池上線」、森山加代子の「白い蝶のサンバ」、ファイナルは客席と全員で「蒲田行進曲」など全10曲を熱唱し、最後までファンを存分に楽しませた。
今年のマンスリーライブはこの日が初めて。通常のコンサートとは趣を異にし、ギターの弾き語りが基本のライブで、山本あきの音楽のルーツともいえるスタイルでファンに歌を聴いてもらいたいとして始めたスペシャルライブだ。
マンスリーライブのコンセプトは「アコースティックな昭和歌謡を歌う」で、それに合わせて同ライブのときだけ「キャサリン山本」という名前で、ラフなコスチュームと金髪姿という演歌歌手とは思えないスタイルで歌って毎回人気を博しているが、「このマンスリーライブは、オリジナルの世界とはまた違う一面も見ていただくために始めたライブでして、昭和の名曲のカバーを自分なりに表現して聴いていただくという山本あきのチャレンジの場でもあるんです。これからも『演歌歌手・山本あき』の世界とは別に、新たな一面も見ていただくためのマンスリーライブを定期的にやっていきたい」と話していた。
次回のマンスリーライブは、3月26日と4月23日に同会場で開催決定。
(サンニュース)
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