■藤原浩と岩出和也が東京・渋谷で初めてのジョイントライブ。作曲家・樋口義高さんがゲスト出演
新曲「雪舞いの宿」が好調の演歌歌手・藤原浩(56)と、新曲「絆雪」が好調の演歌歌手・岩出和也(45)が31日、東京・渋谷区のマウントレーニアホール渋谷でジョイントライブを開いた。
2人ともキングレコードに所属し、もう一人の同社所属演歌歌手・北川裕二と3人で「ザ・キングボーイズ」を結成。そのユニットの活動でも人気を集めている。
そんな仲のいい2人だが、ジョイントライブは今回が初めてで、「最初はソロライブを予定していたのですが、僕ら2人にご縁のある作曲家・樋口義高先生をお招きしようと思って岩出さんに声をかけたところ、快く出てくださることになってこのジョイントライブが実現することになりました。今日は、お客さんに楽しんでいただけるようなライブにしたいですね」と藤原。
岩出は「藤原さんと2人のジョイントライブは初めてですので、今日は緊張感もありますが、楽しみながらやらせていただきたいと思います。その中で歌わせていただく名曲のカバーは、初めて歌う曲ばかりです。藤原さんと2人で楽しい掛け合いをしながらお笑いも交えて、お客さんに見に来てよかったなと思って帰っていただけたらうれしいですね」。
約300席のチケットは早々と完売となり、2人の熱烈なファンが詰めかける中、岩出が「愛を消さないで」、藤原が「星空のパラダイス」を歌った後、藤原は「今日は手づくりのライブでして、キングボーイズとしては一昨年、ここでライブを開いたんですけれど、2人で曲も練りに練って、カラオケボックスにも何時間も行ったりして選曲しました」、岩出は「僕が歌う曲は、すべて藤原さんの指示です(笑)」と説明し、昭和の名曲のカバーから岩出が「北の旅人」「有楽町で逢いましょう」「そして神戸」、藤原が「アカシアの雨が止むとき」「ブルー・ライト・ヨコハマ」「京都から博多まで」などを歌唱。
その後、キングボーイズの作曲を手がけている作曲家・樋口義高さんがゲスト出演し、藤原と岩出の3人で同ユニットの曲から「涙のロンリーボーイ」「悲しき瞳」を披露。
後半は、それぞれのオリジナル曲から岩出が、樋口さんの作曲「くすり指」や新曲「絆雪」、藤原が、樋口さんの作曲「骨まで凍える女です」や新曲「雪舞いの宿」、そしてファイナルは再び3人でキングボーイズのデビュー曲「渚のムーンライト」など全21曲を熱唱した。
ゲストの樋口さんは「僕は、いつもは影武者でして、こうして3人で歌わせていただいたのは初めてです。でも、楽しかったので、またご一緒させていただけたらいいですね」と笑顔を見せていた。
藤原は「今後も定期的にジョイントライブを開いていきたいなと思っています」、岩出は「年に1回でもできたらいいですね。今日のライブを次につなげていけたら…」と話していた。
(サンニュース)
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