■水森かおりが中野サンプラザでメモリアルコンサート。女優初挑戦&初主演のショートムービーを上映。紅白衣装も再現
デビュー22年目を迎え、最新シングル「越後水原」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)が10万枚突破と大ヒット中の演歌歌手・水森かおり(43)が25日、東京・中野区のサンプラザホールで「水森かおりメモリアルコンサート~歌謡紀行~」と銘打ったコンサートを開いた。

デビュー記念日の9月25日に毎年行っている恒例のメモリアルコンサートで、12年連続12回目。この日を迎え、「またこうして22年目を迎えられてうれしいです。ここ中野サンプラザは自分にとっての聖地だと思いますし、またここから新たな1年が始まるなというすがすがしい、晴れ晴れとした気持ちです。22年目ということで、これからVVで攻めていきたい」と意欲満々。
会場は、約2000人の熱烈なファンで満席の中、大ヒットシングルから「鳥取砂丘」をはじめ、「釧路湿原」「安芸の宮島」「輪島朝市」「東尋坊」「五能線」「島根恋旅」、最新アルバム「歌謡紀行15~越後水原~」(9月21日発売)から新録音カバー曲の「黒百合の歌」「ウナ・セラ・ディ東京」、新録音曲の「立山連峰」、それに最新曲「越後水原」など全25曲を熱唱。

また、9月21日発売の歌で旅する歌謡紀行シリーズ第15作のニュー・アルバム「歌謡紀行15~越後水原~」に収録のオリジナル新曲「立山連峰」「宛先のない恋文」を初披露。
ファイナルは、昨年のNHK紅白歌合戦で話題になったゴールドの巨大衣装「火の鳥に乗る天女」で約7㍍の高さを飛び回りながら「大和路の恋」を披露し、最後まで見ごたえのあるステージで満員の客席を楽しませた。
その中で、スペシャル企画として、水森が女優初挑戦にして初主演のショートムービー「ブーケのかおり」(共演=ガレッジセールのゴリ、国崎恵美)を約10分間にわたって上映。水森は、ブライダル会社で働くプランナー・水森かおり(主人公)に扮し、ゴリが扮する1歳年下のコーディネーター・城島信二との間にほのかな恋心も芽生える?が、みんなに幸せになってほしいと願いながら仕事をするのが一番幸せだと思うさっぱりとした性格の明るい女性を熱演。

歌手活動と並行して演劇、声優、女優にと、次々と新境地を切り開いている昨今の水森の初めてのショートムービーに、客席のファンたちはしばらくの間、スクリーンに釘付けになっていた。
そして、「毎年、メモリアルコンサートを開くにあたって、何か新しい挑戦をしていきたいと。それも攻めの一つですが、去年は(明治座公演で)お芝居をやらせていただき、今度は映像で皆さんに見ていただこうかと、ちょっと調子に乗ってやらせていただきました。現代劇は、自然に演技をするのが難しかったですが、ゴリさんもやさしく接してくださいまして、やっていくうちに楽しくなり、やってよかったなと思いました。ゴリさんに『今度は月9で攻めますか』と言ったら『月曜、朝9時か?』と言われ,『じゃあ、情報番組から』と…(笑)。年末に向けて? 『越後水原』がお陰さまで大変好調ですので、もっともっと全国の皆さんに聴いていただき、今年も紅白出場を目指して頑張って歌っていきたい」と話していた。
(サンニュース)
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