■大城バネサが東京・築地市場最後の「築地市場まつり」で熱唱ライブ。新曲「逢いたい島」絶好調
昨年4月発売のビクターエンタテインメント移籍第1弾シングル「俺の漁歌」が5万枚を突破し、続く新曲「逢いたい島(じま)」(4月20日発売)も1万枚に迫る勢いで好セールス中のアルゼンチン出身演歌歌手・大城バネサ(34)が3日、東京・中央区の築地市場で開催された「ありがとう、築地。築地市場まつり」にゲスト参加して、ミニライブを開いた。
この日は、今年11月に「豊洲市場」に移転する「築地市場」での最後の「築地市場まつり」。80年にわたって都民の食を支えてきた「築地市場」(11月2日に業務終了)に感謝するとともに、11月7日に新しく誕生する「豊洲市場」への期待を込めて、今年最後の「築地市場まつり」は「ありがとう築地」をテーマに開催。
大勢の来場者で賑わう中、特設ステージにねじりハチマキ、大漁旗のハッピ、長靴という漁師スタイルで現れた大城は「80年の歴史があるこの築地市場で歌わせていただけてとてもうれしいです。今日は、築地市場にふさわしいこの格好で歌わせていただきます」と笑顔であいさつ。
サンマ漁をテーマにした前々作シングル「三陸海岸」をはじめ、歌手デビューのきっかけとなった「NHKのど自慢」のアルゼンチン大会=「NHKのど自慢・チャンピオン大会」にアルゼンチン代表で出場し、海外勢初のグランドチャンピオン(平成13年度)受賞=にゲストで出演した鳥羽一郎の大ヒット曲「兄弟船」、現在もロングヒット中の大海原へと果敢に挑む漁師の心をうたった「俺の漁歌」、それに沖縄を舞台にした新曲「逢いたい島」の全4曲を熱唱。
終始、大勢の来場者やファンたちから熱い声援を受けながら「今日は、こんな大きなイベントに呼んでいただき、しかも築地市場最後という記念すべき日の『築地市場まつり』に参加させていただいて、こんな光栄なことはありません。築地市場の中に入ったのは今日が初めてですが、卸売市場の雰囲気を味わわせていただいて感動しました」と話していた。
父親は、沖縄県生まれの日系1世、母親は、両親が沖縄県出身の日系2世というアルゼンチン生まれの日系アルゼンチン2世の彼女は、新曲『逢いたい島』について「私のルーツは沖縄です。そんな私にとって第二の故郷・沖縄を舞台にした新曲『逢いたい島』は、しっとりとした温かい曲でして、沖縄の風を感じさせるような作品です。前作の『俺の漁歌』がお陰さまで5万枚を突破することができましたので、今度の新曲もそれ以上のヒットを目指して頑張って歌っていきたい」と意欲を燃やしていた。
(サンニュース)
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