青木美保 30周年記念コンサート!五木ひろし、山本譲二らからお祝いメッセージも
10月17日、デビュー30年を迎えた演歌歌手・青木美保さんが、東京・赤坂の草月ホールで30周年記念コンサートを開きました。
2000年に体調不良を訴え、「突発性痙攣性発声障害」と診断され、歌手活動を休止。10年間のブランクを経て復帰し、この日を迎えた彼女は
「30年という数字はぴんとこないんですけれど、病気で歌えなかった10年というのが私の中ではすごく大きくて、その10年は青木美保としては時間が止まっていたわけですから、その時間を取り戻す作業は予想以上に大変です。病気になる前は、今日は歌いたくないとか、こんなところでは歌いたくないなという気持ちも正直ありました。でも、そんな思いが、一度、歌えない状況になって、復帰ができたことで、どんな場所でも、どんな時間でも、どんな状況でも、歌わせていただけるのがどんなに幸せかということを噛みしめながら復帰して3年半やってきました。ですから今日のこの日が迎えられたことにファンやスタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今日は、会場に来てくださったすべての方々に歌で感謝の気持ちを伝えたいなと思っています」
と感激。
530席の会場は、デビュー当時からの熱烈なファンで満席の中、9月24日発売の新曲「海鳥よ」(詞・たかたかし、曲・徳久広司、発売・キングレコード)をはじめ、オリジナルヒットから「女の夜汽車」「化粧」「夢一輪」、デビュー曲「人生三昧」、故・島倉千代子さんの「人生いろいろ」、「30周年30曲メドレー」と題して、デビューした1984年にヒットした小柳ルミ子の「お久しぶりね」から2014年のヒット曲「アナと雪の女王~レット・イット・ゴー~」まで1年に1曲ずつ全30曲をメドレーで約15分間にわたってカバーするなど、全16曲を熱唱。
途中、彼女が小さいころからのファンで、ファンクラブにも入っていたという山本譲二さんから
「大変な病気をして、声が出なくなって、でもそういうものに負けないで、また復帰して、新しい曲を出すというチャレンジ精神というのは、いくつになっても大事なことだと思います。美保さん、30周年おめでとう」
同期デビューの神野美伽さんから
「同期の神野美伽です。同期の、と言えるのをとてもうれしく思います。30年と言えば、振り返ってみればあっという間の気がしますけれども、美保ちゃんのデビュー当時のこととか、その都度、その都度のことを思い出しながらあっという間のようでも、お互いにいろんなことがあって、お互いに頑張ってきてここまでたどり着けたことを本当に誇らしく思います」
とお祝いメッセージが届きました。
さらにサプライズで五木ひろしさんから
「青木美保ちゃん、デビュー30周年おめでとうございます。人生いろんなことがあったと思いますけれど、こうして30年を迎え、とことん好きな歌の道をこれからも頑張って歩いていってほしいなと思います。一緒に歌謡界、歌の世界で頑張っていきたい、そういう気持ちでいっぱいです」
とお祝いメッセージが贈られ、大喜びでした。
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