■瀬口侑希がデビュー25周年コンサートを開催。ビオラにも挑戦。若草恵、六本木ヒロシ、楠木康平がゲスト出演。
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ニュース 瀬口侑希デビュー25周年
最新シングル「幸せに遠い岬」(詩・木下龍太郎、曲・大谷明裕、発売・日本クラウン)が好調の演歌歌手・瀬口侑希(せぐち・ゆうき、50)が10日、東京・北区の北とぴあ つつじホールで「瀬口侑希25周年コンサート~希望 HOPE~」と銘打ったコンサートを開いた。

特別ゲストに編曲家・若草恵、ゲストに歌手・六本木ヒロシ(46)、追加ゲストとして「2023年 日本クラウン アーティストオーディション」で準グランプリを獲得し、今年1月15日に「北へひとり旅」でデビューした楠木康平(24)の3人が出演。

会場は熱烈なファンで満席となり、特別ゲストの若草恵がピアノ演奏で参加する中、「25周年のコンサートの幕を開けることができたのもこれまで応援してくださった皆さまのお陰です。今日は、これまでの歌手人生を振り返って歌をお届けします」とあいさつ。
2部構成の第1部は、新曲「幸せに遠い岬」をはじめ、「海峡」「放浪記」「おけさ恋歌」「千年の恋歌」、前作シングル「さだめの海」などシングル作品を次々と歌唱。途中、チャレンジコーナーとして、現在、レッスンに通っているというビオラで「G線上のアリア」を着物姿で演奏。

第2部のオープニングでは、芝居仕立てで長編歌謡浪曲「一本刀土俵入り」を披露。駒形茂兵衛を瀬口侑希、お蔦を六本木ヒロシ、お蔦の旦那辰三郎を楠木康平、儀中一家の親分を藤原章子がそれぞれの役を演じながら最高潮に達する芝居の中で同曲を熱唱。
その後は、ゲストコーナーで、楠木康平がデビューシングル「北へひとり旅」のカップリング曲「おんなのワルツ」、六本木ヒロシが新曲「冬の朝顔」などを歌ってステージに花を添え、後半は瀬口が「津軽の春」「冬航路」、新曲「幸せに遠い岬」のカップリング曲「あした川」、2006年12月発売のヒット曲「不如帰」、2000年4月21日発売のデビュー曲「ねぶた」などを歌唱。ゲスト歌手の曲を含めて全32曲のプログラムで最後まで客席を楽しませた。
コンサートを終えて瀬口は、「一本刀土俵入り」の芝居で参加した3人に「歌手仲間の皆さんが一緒になって楽しんでくださるような舞台が作れたのは3人のお陰なので、心から感謝しています」とねぎらった。

その六本木は「瀬口さんは素晴らしい演技力でしたね。幕が下りてから瀨口さんが『ありがとう』と涙ぐみながら言ってくださったので、一緒に25周年をお祝いできて本当によかったなと思います」、楠木は「記念すべき25周年のコンサートに出演させていただいてうれしかったです。お芝居やビオラなどいろんなことにチャレンジされていて、素晴らしいコンサートだなと思いました」と、共に感激していた。
瀬口は「帰りに皆さんから『よかったよ』と声をかけてもらえてとても幸せです。25年、あとは希望に向かって突き進んでいきたい。12月には新曲を出しますので『不如帰』を超えるヒットにしたい」と話していた。
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