■長山洋子が浅草花やしきで新曲「昭和の女」発売イベント。三味線の師匠・澤田勝秋氏や同級生たちが応援に。
演歌歌手・長山洋子(57)が、ビクターエンタテインメントから6月25日に最新シングル「昭和の女」(詩・麻こよみ、曲・影山時則)を発売するのを記念して24日、東京・台東区の浅草花やしきで新曲イベントを行った。

今度の新曲は、昭和を舞台に、好きな男性に夢を追いかけてほしいと願い、公衆電話で別れを告げ、悔いはないと言い切る昭和の女性の思いを描いた作品で、時代設定は昭和50年ごろ。その当時、家族でよく出かけたという思い出の地・浅草。その浅草にある日本最古といわれる遊園地「浅草花やしき」の野外ステージで新曲「昭和の女」を披露。
この日のために津軽三味線演奏家で澤田流家元・澤田勝秋氏が駆けつけ、「今日は、長山さんの応援に来ました。『昭和の女』、いい曲ですね」と言って、出だしの1フレーズを歌ってみせると、長山は「私が大尊敬する三味線の師匠ですが、その家元と私は同じ干支(申年)でして、私が80歳になったら家元は104歳。それまで一緒に三味線をやろうと約束しています」とニッコリ。また、東京・大田区の小中学校の同級生、有泉三保子さんと荻津麦子さん、それに中学校の同級生・名取尚美さんの3人も応援に駆けつけ、長山に花束をプレゼント。

有泉さんは「洋ちゃんは、活発で、歌も昔から上手な素敵な女性でした」と当時の印象を語ると、長山は「昭和を一緒に過ごしたお友だちからお花がもらえるなんて、幸せ過ぎます」と感激していた。
「久しぶりにマイナー調のド演歌にチャレンジさせていただきました。これまでの歌い方、発声法が違うので、作曲の影山時則先生に1時間半にわたって歌のレッスンをしていただきました」と、昭和をテーマにした楽曲のヒットに意欲を燃やし、「昭和時代、厳しい大人たちに育ててもらったのが私にとってはとても大切な思い出になっているので、昭和の時代を忘れてほしくない。歌謡曲、演歌もそうですが、昭和の時代にはいい曲がいっぱいあるので、次の時代に伝えていきたいですね。私は時代の流れにうまく乗れないタイプでして、昭和の時代の思いがずっと自分の体の中に残っていて、昭和はカッコいい時代だったという思いがあるので、これからも堂々と『昭和の女』として生きていきたい」と話していた。

その後、昭和の遊園地には定番だった乗り物で、子どものころに楽しんだという「メリーゴーランド」に乗り、昔を懐かしみながら笑顔を見せていた。なお、カップリング曲「俺に黙ってついて来い」(詩・麻こよみ、曲・影山時則)は、一目惚れした男性から「黙って俺について来い」と言われ、素直について行く女性。そんな昭和を象徴するような男歌で、2006年発売のヒットシングル「絆」以来となる作曲家・影山時則氏とデュエット。
この後、8月1日の山梨・桃源文化会館から11月19日の和歌山・和歌山城ホールまで全国38カ所(6月24日現在)で「細川たかし 長山洋子~ふたりのビッグショー~」と銘打ったコンサートが予定されている。
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