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■門松みゆきが出身地・小田原市で3年ぶりに復活した市内最大の観光イベントの「武者隊パレード」に足軽に扮して参加。

公開日: : ニュース

 デビュー4年目を迎え、5月25日に第4弾シングル「彼岸花咲いて」(発売・日本コロムビア)を発売する演歌歌手・門松みゆき(29)が3日、神奈川・小田原市の小田原城周辺にて開催された「北條五代 歴史と文化の祝典」(主催・小田原市観光協会)の〝武者隊パレード〟に参加した。

今年は、市外から観光客を呼び込む観光イベントではなく、「北条時代の歴史や文化を通じて領民のために善政を行った五代を称える行事」として「北條五代 歴史と文化の祝典」と名称を変えて実施され、パレードは3年ぶりに復活。観客の密集や集中の抑制からパレードは武者隊のみになり、人数も通常の約1700人から約250人に減らし、コースも約2・7㌔から約2・1㌔に短縮して開催されることになった。
門松は小田原市出身で、3年前から自身のYouTubeチャンネル「門松みゆきの勝手に小田原観光大使」で小田原の名物や魅力を勝手に紹介していることから地元放送局から地元発展のためにパレードに参加してほしいとのオファーがあり、今回、同パレードに凱旋という形で参加することになったもの。
「北條五代祭り」には、小さいときからよく足を運んでいて、中学と高校時代の6年間は、吹奏楽部(担当楽器はトロンボーン)として同パレードに参加していたそうで、プロ歌手になってからは初めての参加。
パレード出発前、門松は「高校卒業と同時に東京に引っ越したのですが、それまでは週に1回、作曲家の藤竜之介先生のご自宅に通ってレッスンを受けていました。高校3年生のとき、私がパレードで練り歩くところを師匠がお一人で見に来てくださって、トロンボーンを吹きながら汗だくでパレードする私の姿を見て、『この娘、根性あるな』と思って、内弟子にしようと決めてくださったそうなので、私にとっては歌手になる大きな転機となった思い出のあるお祭りです」と、デビュー前のエピソードを語った。
この日、小田原城天守閣が見渡せる銅門広場からスタートした北條五代武者行列に足軽に扮して参加した門松は、沿道で見守る地元の人や観光客らに笑顔で手を振りながら2・1㌔のコースを約1時間にわたって練り歩いた。

スタート地点の銅門広場にゴールインした門松は「すごく楽しかったです。あっという間に終わってしまって、もう1周ぐらいしたいなと思いました(笑)。このパレードには、学生時代にブラスバンドで6年出させていただきましたけれど、それとは全然違って、門松みゆきとして参加させていただいて、『あっ、門松みゆきちゃんだ!』と気づいてくださった方も大勢いらっしゃったので、とてもうれしかったです。『勝手に小田原観光大使』の動画のほうも少しずつ皆さんに浸透してきたのかなと思いました。今度参加するときは、姫の役か馬に乗ってみたいですね」と笑顔を見せた。
今月25日発売の新曲「彼岸花咲いて」は「王道の演歌バラードでして、懐かしい感じもする演歌に仕上がりました。前作『花の命』もすごくたくさんの方に応援していただき、昨年末の『日本作詩大賞』にもノミネートしていただいて、少しずつですが前向きな状況になってきましたので、私の代表曲になるよう、そしてカラオケが好きな方には、愛唱歌の一つに加えていただけるような聴きごたえあり、歌いごたえありの1曲になっています」とヒットに意欲を燃やしていた。
来る7月10日には、小田原市の「小田原三の丸ホール」で初めてのワンマンコンサートを開く。

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