■望月琉叶が第3弾シングル「ピンクのダイヤモンド」発売記念イベント。発売日にファンの前で熱唱。作曲者の浜圭介さんがサプライズで激励に
昨年の「第63回日本レコード大賞」で新人賞を受賞した演歌歌手・望月琉叶(もちづき・るか、25)が、3枚目のニューシングル「ピンクのダイヤモンド」(詩・売野雅勇、曲・浜圭介、発売・日本コロムビア)を発売した23日、東京・目黒区の庄や目黒408店で新曲発売記念イベントを開いた。
演歌歌手、グラビア、アイドル(アイドルユニット「民族ハッピー組」のメンバー)と三足のわらじを履いて活躍。演歌歌手としては、第1弾シングル「失恋慕情」、第2弾シングル「面影・未練橋」と2作連続でオリコン週間演歌歌謡曲ランキング1位、有線週間演歌歌謡曲リクエストチャート1位を獲得し、幅広い層の人気を集めている。
この日は、新曲発売日の当日で、抽選に選ばれたファン約30人を招いて、新型コロナの感染症対策を万全にして発売イベントを開催。
ロック調のアレンジに乗った少し大人の妖艶な歌詞が目を引くポップス歌謡「ピンクのダイヤモンド」と、70年代から80年代のアイドル歌謡を彷彿させる優しくせつないメロディーの「家族写真」を披露し、「『ピンクのダイヤモンド』は、一通りの恋を経験した女性が新たな恋を見つけて、その恋に向かって一生懸命頑張っていくんですけれども、その燃え上がる気持ちを抑えながら絶対相手の心を射止めていこうという気持ちを歌った曲です。そしてもう1曲の『家族写真』は、昔、お付き合いしていた恋人から『新しい家族ができたよ』というポストカードが送られてきて、幸せだったころを懐かしみながら思いにふける女性の姿を描いた歌になっています」とアピール。
そんな昭和の歌謡界を代表するヒットメーカーから提供された2曲を歌った後、サプライズで両曲の作曲を手がけた浜圭介さんがピンクのバラの花束を持って駆けつけると、望月は「ありがとうございます。うれしいです!」と大感激。
浜さんは「去年の1月にある番組で初めてお会いしたのですが、そのときに、新しい風を吹かしてくれるのではないかという感性をすごく感じたので、今回、新曲を書かせていただきました。僕としても最近にない(曲調の)作品なので、ファンの皆さん、末永くよろしくお願いいたします」とファンに呼びかけた。
あこがれの先生の激励の言葉に感激しながら「まさか発売日に直接、こんなにたくさんの方に聴いていただけるとは思ってもいなかったので、ステージに上がった途端、アドレナリンが出て、最初から最後まで楽しんで歌わせていただきました。こうしてサードシングルが出せたのは、ずっと応援してくださっているファンの皆さまのお陰だと思っています。演歌歌手の望月琉叶がこれを歌うという新しい挑戦をする形になって、うれしい気持ちでいっぱいです。すごい新鮮な気持ちで望月琉叶の歌を楽しんでいただけるのでは…。この『ピンクのダイヤモンド』は、いまの私でたとえると、ファンの方々の心を絶対に射止めようという気持ちで、この曲の主人公と同じような気持ちで歌っています」と目を輝かせていた。島津亜矢が好きで、細川たかしの「望郷じょんから」をカバーしているのを聴いてその曲が大好きになり、それを作曲した浜圭介さんが書き下ろした今回の楽曲に「最初は、浜先生のギターでの歌をお聴きして、弾き語りで歌うような静かな大人っぽい曲だったので、私にちゃんと歌えるのかなと心配だったのですが、それが一転、ロック調に仕上がった曲を聴いてびっくりしました。でも、いまは私にぴったりの曲だなととても気に入っています。先生方も優しくサポートしてくださったので、すてきなレコーディングができ、完璧な作品が出来上がりました」と大満足。
そして、「今回も絶対、オリコンチャートで1位を獲り、紅白に出て、演歌で世界制覇できるよう頑張りたい。世界制覇のためには、まずはいま私を求めてくださっているインドネシアからじわじわと攻めていき、いずれは地球制覇も目指したい。今年の目標は、紅白にぜひ出てみたいです」と意欲を燃やしていた。
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