■辰巳ゆうとが東京・花園神社でデビュー5周年記念シングル「雪月花」発表&ヒット祈願。マイクなしで新曲の生歌&殺陣も披露
今年でデビュー5周年を迎え、今年1月5日発売の第5弾シングル「雪月花」(発売・ビクターエンタテインメント)が、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキング第1位&オリコン週間シングルランキング第3位(共に1月17日付)と、自身最高位を記録して好スタートを切った歌手・辰巳ゆうと(24)が、13日、東京・新宿区の花園神社で新曲発表イベントを開き、ヒット祈願を行った。
同曲は、辰巳の真骨頂であるキレのあるボーカルがひときわ際立つ本格演歌で、江戸時代末期に活躍した新撰組の一番隊組長で、20代の若さでこの世を去った沖田総司の生きざまをモチーフにしたパワフルな楽曲。
その表題曲は同じで、それぞれのジャケット写真とカップリング曲が異なる3タイプのシングルがリリースされ、Aタイプのカップリング曲「長編歌謡浪曲『沖田総司』」は、沖田総司の生涯を詳細に描写した長編歌謡浪曲で、国民的歌手・三波春夫さんの長女・三波美夕紀さんが作詩・作曲したオリジナル作品。
Bタイプのカップリング曲「人生横丁」は、昭和を代表する作曲家・遠藤実さんと作詩家・いではくさんという大ヒット曲「北国の春」のコンビによる隠れた名曲のカバー。そして、Cタイプのカップリング曲「さよなら櫻」は、これまでの辰巳の世界にはなかったちょっと大人なポップス作品だ。
この日は、花園神社を訪れる前、東京・北区のJR板橋駅近くにある新撰組局長・近藤勇の墓を訪れ、「今日はヒット祈願をさせていただいて、『雪月花』をたくさんの方に聴いてもらえるように頑張ってきます」と報告。「近藤勇さんのパワーをすごくいただけたような気がします」と気合いを込めた辰巳は、大勢のマスコミ関係者が詰めかける中、新曲「雪月花」をラジカセから流れるカラオケをバックにマイクなしで初めて生歌で披露。
その後、拝殿でヒット祈願を行い、境内で殺陣も披露。1月9日に24歳の誕生日を迎え、今年が年男の辰巳は「今日は、初心に戻るという意味でもデビュー前、下町で行っていたストリートライブのようにマイクを使わずに自分の声だけで新曲『雪月花』をお届けさせていただきました。今回は、新撰組の沖田総司をモチーフにしたスケールの大きな迫力のある1曲になっています。この曲を歌わせていただくにあたっては、1回1回、自分が持っているパワーをすべて使わないと歌い切れない曲になっていますので、ぜひ自分の代表曲にしていきたい。そして、また新型コロナが流行ってきていますが、この『雪月花』は生のステージで多くの皆さまに聴いていただきたいと思っていますので、全国47都道府県で生の歌声でお届けできる1年にしたい」と意欲満々だ。
今年は、年男であると同時に厄年でもある2022年だが、「年男という意味では、12年に一度訪れる節目の1年なので、気を引き締めて頑張らなくてはいけないなと思いますし、厄年に関しては、今年は何が起こるか分かりませんが、さらに自分の中でも気を引き締めて特別な1年にしたいですね。寅年は、僕自身すごく気に入っていまして、大阪出身で阪神タイガースも好きなので、今年はより縁起のいい1年になるのでは…。寅といえば、何事にも勇ましく、強いイメージがあるので、たとえば新しいチャレンジをするときも、勇気を出していろんなことに立ち向かっていく、寅のような姿に近づけるように頑張っていきたい」と話していた。
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