■田中あいみと原田波人が東京・浅草神社でヒット祈願&歌の奉納。はとバスに乗って「夢を叶えるための最初で最後の修学旅行」を
三山ひろし、中澤卓也らを輩出してきた「日本クラウン演歌・歌謡曲新人歌手オーディション」の2019年開催(2516人応募)の決勝大会でグランプリに輝き、昨年11月10日に「孤独の歌姫(シンガー)」でデビューした田中あいみ(21)と、準グランプリを獲得し、今年1月12日に「永遠の一秒(Stretched love)」でデビューする原田波人(はらだ・なみと、19)の新人アーティスト2人が11日、東京・台東区の浅草神社で新春ヒット祈願&歌の奉納を行った。
2人は、日本クラウン期待の大型新人で、田中は京都市出身、京都市在住の現役女子大生。細川たかしの愛弟子で、細川たかし音楽事務所に所属。原田は和歌山県和歌山市生まれで、プロダクション・オーロラに所属。
関西出身の2人は、オーディションのとき、田中がエントリーナンバー16、原田が17と隣り合わせで、田中のほうから話しかけて親しくなったそうだ。
この日は、ヒット祈願&歌唱奉納、そして「夢を叶えるための修学旅行」と題して、東京名物「はとバス」に乗って憧れのコンサート会場等を巡りながら令和のスターを目指す「夢を叶えるための最初で最後の修学旅行!」を行うことになったもの。
最初に浅草神社でご祈祷した後、境内の神楽殿で歌唱奉納。雨にもかかわらず大勢のファンが詰めかける中、原田が「純度120%の歌声、原田波人です」と自己紹介して、デビュー曲「永遠の一秒」と同カップリング曲「ふるさとの景色」、続いて田中が「昨年11月10日にデビューした京都市出身の現役女子大生、ソウルフルボイス、田中あいみです」と自己紹介して、デビュー曲「孤独の歌姫」とカップリング曲「涙のリバー」を熱唱。
田中は「デビューして2カ月でいろいろ体験させてもらいましたが、今日はまさか浅草神社でヒット祈願をさせていただき、歌まで歌えるとは思ってもいなかったのでうれしいです」、原田は「明日デビューですが、あいみ先輩ともお話をさせていただいて楽しい時間を過ごさせていただいています」と感激。
それぞれのデビュー曲について田中は「私は京都生まれの京都育ちですが、歌舞伎町を舞台に、様々な過去を背負いながら夜ごとに歌い続ける歌姫をうたった楽曲でして、ジャケット写真にもこだわりまして、革ジャン、革パンツ、ハーレーダビッドソンがうしろにあるというインパクト大ですけれど、それに負けないように頑張って歌いたいと思います。カッコいい女性を目指していますので、ぜひ聴いて楽しんでください」とアピール。
一方、原田は「80年代アイドルのアイドルソングを元に作られた曲で、洋楽もちょっとテイストにして入っていて、皆さんの耳にすっと入っていくような19代の自分だからこそ歌える曲になっていますので、それをさわやかな声でお届けしたい」と意欲満々だ。その後、演歌の老舗レコード店「ヨーロー堂」にあいさつしてから「はとバス」に乗って〝修学旅行〟に出発。
車内では、バスガイドが東京の名所のいくつかを案内する中、日本武道館と東京ドームというビッグアーティストの聖地ともいえるコンサート会場をバス下車して見学した田中は「武道館と東京ドームにまた戻って来て、いつか両ステージに立って歌いたい。『24時間テレビ』(日本テレビ)のテーマソングも歌ってみたい。夢は大きく、スーパースターです」、原田は「美空ひばりさんの不死鳥コンサートを映像で見ていて、ずっと前からここで歌ってみたいと夢見てきた東京ドームですが、いつかこの舞台に立ちたいと、改めて思いました。もちろん武道館でも歌うのが夢です」と話していた。
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