■新人演歌歌手・門松みゆきがデビューお披露目コンベンション。2月27日に「みちのく望郷歌」でコロムビアからCDデビュー
来る2月27日に日本コロムビアから「みちのく望郷歌」(詩・石原信一、曲・藤竜之介)でCDデビューする新人女性演歌歌手・門松みゆき(25)が1月22日、東京・渋谷区のパセラリゾーツグランデ渋谷でデビューお披露目コンベンションを開いた。
神奈川県小田原市出身の彼女は、演歌が好きな両親の影響で2歳のとき演歌に目覚め、物心がついたころ「演歌ってすごいなあ、深いなあ」と興味を持ち始め、小学生のときにプロ歌手を夢見て16歳で作曲家・藤竜之介氏に師事。歌のレッスンを受ける一方で、第一興商のカラオケガイドボーカルを150曲以上担当。20歳のときに出演した日本テレビ「全日本歌唱力選手権 歌唱王」で、坂本冬美の「祝い酒」を歌って大反響を呼んだ。その伸びやかで、力強い歌声が大きな魅力の歌手で、10年間の下積みを経て、満を持してのデビューとなったもの。
会場には約100人の業界関係者が詰めかける中、音楽評論家・小西良太郎氏の乾杯の音頭で幕を開け、デビュー曲「みちのく望郷歌」をはじめ、昭和歌謡のカバー曲から八代亜紀の「もう一度逢いたい」、坂本冬美の「祝い酒」、都はるみの「涙の連絡船」、藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」、それにデビュー曲のカップリング曲「濡れてめぐり雨」など全7曲を熱唱。
特技の津軽三味線も披露し、三味線奏者・大沼和雄氏とのコラボで「じょんがら節」を演奏。そして最後は、同じく大沼氏との三味線のコラボで再度、デビュー曲「みちのく望郷歌」を熱唱。
また、デビュー曲を手がけた師匠の作曲家・藤竜之介さんと作詩家・石原信一氏も応援に駆けつけ、藤さんは「いい詩を書いてくださったので、曲はあっという間にできました。本人の魅力を石原先生が引っ張り出してくださって、本当によかったなと思います」と、弟子の門出を祝った。
目標にしている歌手は「北島三郎さんや細川たかしさんのような誰からも愛される国民的スター」だそうで、デビュー曲は「三味線演歌」をコンセプトに、「みちのくの女性が東京に出てきて、つらいこと、しんどいこともあるけれども、私はここで頑張りますよという曲になっています」とアピール。
そのサビに「ホーヤレホー」というフレーズがあるが、「これはみちのくの方言ではなくて、故郷への叫び、泣きの造語です。一番大事なサビの部分なので、うなりを入れて、巻き舌を使って、力強く歌っています」。
三味線のほうは小学生4年のときから弾き始めたそうで、中学、高校時代は吹奏楽部でトロンボーンを吹いていたという多才な持ち主。歌手としては「昭和の名曲や大先輩方が歌ってこられたたくさんの名曲がありますが、私たちのような若い世代が先輩方の歌を歌い継いでいけたらいいなと思っています。老若男女を問わず、たくさんの方に愛していただけるような歌い手になりたい。これから全国を回らせていただいて、たくさんの皆さまに元気がお届けできるよう精いっぱい歌っていきたい」と張り切っていた。
(サンニュース)
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