■山内惠介が念願の日本武道館でデビュー20周年記念リサイタル。全5都市でのリサイタルツアーファイナルで全26曲熱唱
今年でデビュー20年目を迎え、同記念シングル「残照」(3月11日発売)がオリコン週間シングルランキング3位(自身過去最高位)を記録し、現在、7万枚突破とロングヒット中の演歌歌手・山内惠介(37)が6日昼夜2回、東京・千代田区の日本武道館でデビュー20周年記念リサイタルを開いた。
新型コロナウイルスの影響で、3月から予定されていたコンサートツアーが次々と中止になったが、10月6日の大阪・フェスティバルホールを皮切りに、全国5都市12公演でデビュー20周年リサイタルがスタート。コンサート(ディナーショーや配信ライブは除く)としては、10月6日の大阪公演が、昨年11月29日の滋賀・守山市民会館以来、約10カ月ぶり。東京では、昨年10月23日の東京国際フォーラム・ホールA以来、約1年ぶり。
この日は、そのツアーファイナルで、デビューのときからの念願だった武道館公演を行うことになり、改修後の武道館でコンサートを行うのは演歌歌手として初めて。
今回はソーシャルディスタンスを守るため会場の客席を制限し、昼夜2回公演で合わせて約6000人を動員。
オープニングで新曲「残照」を歌ってから「日本武道館、最高! 皆さまのお陰で歌手生活20周年を迎えることができました。念願の日本武道館で20周年記念リサイタルを無事に開催することができました。すごい光景ですね。絶景です。(コロナで)会えない時間を誰が助けてくださったかというと、やっぱりファンの皆さまでして、ここまで乗り越えて今日の日を迎えることができました。重ねて御礼申し上げます。言葉では言い表せないほど感謝の気持ちでいっぱいですが、僕は歌い手ですから今日は歌でその思いを紡いでお送りしていきたいと思います」とあいさつ。
客席を見回しながらファンたちが書き記した数々のお祝いメッセージボードを読み上げ、その中で「紅白V6」という言葉には「まだわかりませんけれど、そうなればうれしいです。頑張ります」と笑顔で答えた。
その後、「霧情」「つばめ返し」「恋する街角」「風蓮湖」「涙くれないか」「釧路空港」「スポットライト」「流転の波止場」「唇スカーレット」などシングル曲(デュエット曲を除く)20曲すべてを披露。
途中、尊敬する美空ひばりさんのヒット曲「悲しい酒」を斉藤功のギター、村山雄三のマンドリンをバックに歌唱。アンコールでは、ディスコファンクサウンドのオリジナルクリスマスソング「神様の贈り物」を歌唱。初のレーザーを使った武道館ならではの演出も交えながらメドレーを含む全26曲を熱唱し、「一生忘れられない武道館でのリサイタルになりました。今日は、忘れられない一日になりました。これからも25年、30年と息の長い歌手になれるよう頑張って歌っていきたい」と感激もひとしおだった。
同公演の模様は、12月19日午後6時から7時半までTBSチャンネル1でテレビ初独占放送予定。
なお、2001年のデビュー曲「霧情」から最新曲「残照」まで、これまでにリリースされたすべての楽曲(ライブアルバムを除く)全152曲を収録した12枚のCDとミュージックビデオ全22曲が収められた豪華コンプリートBOX「20th Anniversary Complete BOX」(生産限定盤)が11月4日にビクターエンタテインメントから発売(アンコールで歌った「神様の贈り物」がディスク6のボーナストラックに収録)。
(サンニュース)

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