■夏川りみが5年ぶりのオリジナルアルバム発売を記念して20周年コンサートツアーの東京公演を開催。大阪、東京での追加公演も発表
1999年5月21日にシングル「夕映えにゆれて」でデビューし、今年で20周年を迎え、5年ぶりのオリジナルアルバム「美らさ愛さ」(ちゅらさかなさ)をビクターエンタテインメントから8月28日に発売した沖縄・石垣市出身の歌手・夏川りみ(45)が9月14日、東京・葛飾区のかつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで「夏川りみ 20th Anniversary Tour 2019『みーふぁいゆー』」と銘打ったコンサートを開いた。
「みーふぁいゆー」とは、沖縄・八重山諸島の方言で「ありがとう」という意味で、「いままで皆さん、応援してくれてありがとうございます」という20周年の感謝の気持ちを込めて自ら付けたツアータイトルだ。
そんな20周年記念コンサートツアーが9月7日の千葉・千葉県東総文化会館からスタートし、同14日の長野県に続いてこの日が3カ所目で、「2公演が終わって、しっとりした感じの曲が多いのですが、最後はみんなで盛り上がれる曲もあって、皆さんと一つになれている気がしますので、このまま続けてあちこちに届けていきたい」と意欲満々だ。
東京会場には約1200人のファンが詰めかける中、2001年発売の大ヒット曲「涙そうそう」をはじめ、ニュー・アルバムから自作詞による「美らさ愛さ」、JAL奄美・沖縄世界自然遺産登録推進キャンペーンソングで、BEGINの島袋優が作詞・作曲した「心の呼吸~Breath of the heart~」、8月7日に先行配信された「マモリウタ」、それに沖縄民謡から「安里屋ユンタ」「豊年音頭」など、アンコールを含めて全20曲を熱唱した。
その中で、来年1月11日に大阪・NHK大阪ホール、同26日に東京・中野サンプラザホールでの追加公演が発表された。
同ツアーは、中国(南京、杭州、北京)と台湾の海外公演(4会場5公演)を含み、年内は12月14日の宮崎・西都市民会館まで全27公演を行い、今回発表された2カ所での追加公演の全29公演を開催。動員数は、約3万人を予定。
今度のアルバムは「テーマが愛でして、いろんな愛がたくさん詰まったすてきなアルバムに仕上がっています。初めて沖縄の方言で作詞に挑戦させていただきまして、沖縄の自然の美しさ、島のことをいつまでも忘れないでという思いを言葉にしました」とアピール。
20周年を迎え、「『涙そうそう』という曲に出会えなかったらこの20年を迎えることができなかったんじゃないかと思いますので、とても感謝しています。いまではいろんな国で、その国の言葉で歌われているのがすごくうれしくて、幸せですね。5年、10年、15年はそうでもなかったのですが、20年を迎えて、皆さんが『20年、おめでとう!』と心から祝ってくださるので、20年ってすごいことなんだなと…。小さいときからの夢が歌手になることでしたので、声が続く限り、おばぁになるまで歌えたらと願っています」とニッコリ。
また、開演前、20周年を祝ってスタッフから顔写真がプリントされたケーキをスタッフからプレゼントされ、感激する場面も。彼女の子どもも音楽が大好きで、毎日歌を歌っているそうで、「将来、親子共演もできたらいいですね(笑)」と期待に胸を膨らませていた。
(サンニュース)

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