■永井裕子がふるさと佐賀で20周年凱旋コンサート。先輩歌手の西方裕之と岩本公水がゲスト出演
今年でデビュー20年目を迎えた演歌歌手・永井裕子(39)が18日、地元の佐賀県・佐賀市の佐賀市立東与賀文化ホールで「永井裕子20周年記念コンサート」を開いた。
本来1回公演のところを2回公演にして、客席を50パーセントに制限。さらに検温やマスクの着用など徹底したコロナ対策のもと開催された。
1曲目は白地に赤と黒の鮮やかな振袖をまとい、ふるさと佐賀県に面する玄界灘を舞台にした「玄海恋太鼓」で登場。
「大勢のお客様を前にステージで歌わせていただくのは8カ月ぶりです。その舞台がふるさと佐賀というのは本当に有難い。感無量です」と感涙を交えながらあいさつし、温かい大歓声に包まれた。
続いて「菜の花情歌」や「郡上八幡おんな町」などの定番曲で記念すべき20周年のお祝いに会場に訪れた250人を沸かせた。
永井をデビュー当時から知る音楽評論家・小西良太郎(83)、作曲家・四方章人(76)、プロデューサー・古川健仁(75)もお祝いに駆け付け、小西良太郎は「デビューの前から一緒に歩んできたので他人とは思えない。近々必ず化けるいい歌い手さんです。皆さんどうぞ応援よろしくお願いします」と祝辞を送った。
ステージには永井が所属するキングレコードの先輩歌手で、同じ佐賀県出身の西方裕之(59)と岩本公水(45)もゲストとして登場し、舞台に花を添えた。
後半は白地に青の柄が入った爽やかな着物で登場し、自身の代表曲である「哀愁桟橋」や北島三郎の代表曲「漁歌」のカバーなどでさらに会場を盛り上げた。
コンサートの終盤には、20周年を迎えた感想として「長かったような、あっという間だったような20年。故郷を離れてホームシックになることもあったけれど、周りの方々に支えて頂いてここまで来ることが出来ました」と涙で言葉を詰まらせながら万感の思いを述べた。
この日披露された全11曲を締めくくったのは、5月27日に発売した新曲「そして…女」。この作品は2012年発売の「そして…雪の中」、2013年発売の「そして…湯の宿」に続く「そして…」シリーズ三部作の集大成となる20周年記念曲。アニバーサリーイヤーを彩る1曲に対して永井は「この曲は私も含めて全ての女性の皆さまにとって主題歌になるような作品。ぜひご自身と重ねながら応援して頂けたら嬉しいです」とアピールしていた。
21年目に入り、「少し大人の女性らしく落ち着きも意識しながら、持ち前の元気さは変わらずに走り続けていきたい」と話していた。
(サンニュース)

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