■市川由紀乃が1500枚のポスターに直筆サインを入れながら三陸宮古に熱いエールを。よみぃと初コラボしたポップス曲がYouTubeで大反響
4月8日発売のニュー・シングル「なごり歌」(詩・吉田旺、曲・幸耕平、発売・キングレコード)が好セールス中の演歌歌手・市川由紀乃(44)が25日、東京・文京区のキングレコードYFビル内で1500枚のポスターに直筆サイン入れを行い、岩手・宮古市の人たちに向けて「新型コロナウイルスの終息を願いながら一緒に頑張っていきましょう!」と熱いエールを送った。
これは、新型コロナウイルスの影響でコンサートやキャンペーンなどが軒並み中止・延期となり、その一つ、4月5日に予定されていた岩手・宮古市文化会館でのコンサートも中止となったことによるもの。
三陸では、復興支援イベントやコンサートなどで被災地を訪問し、歌で復興支援に協力したことから昨年9月、宮古市長・山本正徳さんから「宮古市復興親善大使」に任命。そして、地元ファンの熱烈なオファーによって復興応援歌「三陸宮古音頭/宮古魚介づくし」を歌うことになり、CDも昨年10月25日に発売。
今回、同公演の中で地元の有志たちに踊ってもらいながら同曲を生歌で披露するコーナーを設け、今年度の「秋まつり」に向けて盛り上がっていこうという同市復興のための壮大な計画があった。
それが中止になってしまったため、同公演を楽しみにしてくれていた人たちや以前から応援してくれる地元の人たちのために何かできないだろうかと考え、地域振興を目的に撮り下ろしたポスターに直筆サインを入れて宮古の人たちに届ければ、それを見た人たちが「ほんのひとときでも明るく、元気になってくださるのでは…」と、そんな願いを込めて実施したもの。
この日を含めて3日間かけて1枚1枚、同市の復興を願いながらサインを書き上げた市川は「宮古に行きたいという気持ちが、書けば書くほど強くなりました。でも、いまは皆さんが不安な毎日を過ごされていると思いますので、この大変な状況を皆さんと一緒に乗り越えていきたいです。そして、新型コロナウイルスが終息したときは、全国の方々に宮古観光に行っていただきたいですし、私自身も一日も早く宮古の皆さんとお会いできる日を楽しみにしています」。
約2カ月間にわたって人前で歌う機会が途絶え、現在は、歌の自主レッスンをはじめ、三橋美智也さんや島倉千代子さんら諸先輩の演歌を聴いたり、いまヒット中の音楽を聴いたりしながら活動再開の準備をしている毎日だが、「新曲は、レコーディング以来、まだ一度も人前では歌っていません。安全になる日をひたすら祈りながら、その日が来たらきっと、いままで味わったことのない感情がこみ上げてくるのではないでしょうか。いまは、皆さんに歌を聴いていただける日が来ることを願いながら外出自粛に努め、自分の命とまわりの方々の命を守ることに徹して過ごしています」と話していた。
この日のサイン入れの模様は、5月上旬に「市川由紀乃公式YouTubeチャンネル『由紀乃結晶』」にて配信予定。
なお、1500枚のポスターはゴールデンウイーク明けに現地に送付するそうだ。
現在、人気ピアノユーチューバー・よみぃ(22)と初コラボしたアニメの人気曲「紅蓮華(ぐれんげ)」と森山直太朗の「さくら(独唱)」がYouTubeで公開され、大反響を呼んでいる。
(サンニュース)
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