■辰巳ゆうとが東京・花園神社で新曲「センチメンタル・ハート/男のしぐれ」ヒット祈願。20日に大学を卒業
デビュー3年目を迎えた現役大学生演歌歌手・辰巳ゆうと(22)が、ビクターエンタテインメントから3月18日に第3弾シングル「センチメンタル・ハート/男のしぐれ」(両A面シングル)を発売したのを記念して同日、東京・新宿区の花園神社で新曲ヒット祈願を行った。
「力いっぱい、演歌です!」のキャッチコピーで、2018年1月17日「下町純情」でデビュー。同年末の「第60回日本レコード大賞・最優秀新人賞」を受賞するなどして多くのファンの人気を集めており、今回の新曲は、第2弾「おとこの純情」に次ぐ3枚目のニュー・シングル。「センチメンタル・ハート」は、ポップス調のドラマチックなラブソングで、「男のしぐれ」は、男の心情を歌い上げた本格演歌という対照的な作品で、新しい辰巳ゆうとの世界が堪能できる期待作だ。
ヒット祈願はデビューして初体験で、拝殿では終始、神妙な面持ちで神主からお祓いを受け、玉串を祭壇に奉納。「初めてヒット祈願をさせていただき、さらに気が引き締まる思いです。今度の新曲がたくさんの皆さまに応援してもらえるよう頑張って歌っていきたい」と、新曲のタイトルが記された木札を両手でしっかりと握りしめながら大ヒットに意欲を燃やした。
その後、境内にある演劇や歌曲など芸能関係の奉納で知られる「芸能浅間神社」でも神主立ち会いのもと、手を合わせながらヒットを祈願。「辰巳ゆうと」と自身の名前を記したプレートも奉納し、さらなるヒットを誓った。
また、スタッフが用意したくす玉を割り、その中から「大学卒業おめでとう!」という垂れ幕が飛び出すと目を輝かせ、「大学を無事卒業できるのが何よりもうれしいです。仕事で授業に行けない日もあり、留年したらどうしようかと心配していましたが、4年間で卒業できたのは自分の中でも自信につながりました。大学に通いながら歌の仕事ができたのはいい経験になりましたし、卒業したからには、大学で勉強したことも仕事に生かせていけたらいいなと思っています」と喜びを語った。
卒業式を3月20日に迎え、翌21日には東京・浅草公会堂で「辰巳ゆうとコンサート2020~卒業、そしてこれから~」を開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で卒業式は中止になり、コンサートは7月30日(会場は同じ)に延期が決定。「とても残念ですし、皆さまにご迷惑をおかけすることで悔しい思いもあります。でも応援してくださる皆さまの健康と安全が第一ですし、今は大変な時期ですので皆さまと一緒に乗り越えていきたいと思います。3月21日のために100パーセント準備してきたのが、7月30日まで4カ月ありますので、ここから1000パーセントの準備をして、3月21日には皆さまにお見せできなかった、延期になったからこそできるステージを皆さまにお見せしたい」と張り切っていた。
新曲については、「『センチメンタル・ハート』は、聴いているだけで体が動き出しそうな軽快なリズムの曲で、『男のしぐれ』は、演歌が好きな方に喜んでいただけるような王道演歌という全く世界観が違う両A面シングルですので、ぜひたくさんの方に聴いてほしいです」とアピールしていた。
(サンニュース)
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