■氷川きよしが新ツアーの東京公演をデビュー記念日に思い出の会場・中野サンプラザで開催。2月4日発売の新曲「母」を初披露
昨年、デビュー20周年を迎え、第34弾シングル「大丈夫/最上の船頭」(両A面)がロングヒット中の歌手・氷川きよし(42)が、デビュー21年目を迎えた2月2日、東京・中野区の中野サンプラザホールで「氷川きよしコンサートツアー2020~それぞれの花のように~」と銘打ったコンサートを開いた。
これは、1月28日の埼玉・ウエスタ川越からスタートした新しい全国ツアーの東京公演で、前日1日とこの日の2日間で全4公演(合わせて8800人を動員)を開催。
今回の中野サンプラザは、かつて2001年に初の単独ステージ“チャレンジステージ”を行った思い出深い会場で、この日はデビュー記念日(2000年2月2日に日本コロムビアから「箱根八里の半次郎」でデビュー)でもある。
そんな思い出の会場と記念日に同ステージに立った氷川は、2200人のファンで満席の中、「それぞれの花のように」でオープニングの幕を開け、「今日は、この大切な場所、中野サンプラザでのコンサート、そして氷川きよしが誕生した2月2日のデビュー記念日に皆さま、ようこそお越しくださいました。20年前の今日、この日に氷川きよしという歌手が誕生しました。20年前の2月2日はコロムビアレコードのデスクの上でサインをして、その後、家に帰って一人で部屋にいましたので、デビュー記念日はそんなに華やかではなかったのですけれど、20年たって、皆さまのお陰でこんなに素晴らしい日を迎えることができました。応援してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。21年目はゼロからのスタートですから、『新生・氷川きよし』として、新しい氷川きよしの世界を広げていきたい」とあいさつ。
最新シングル「最上の船頭」やデビュー曲「箱根八里の半次郎」を歌った後、2月4日発売の35枚目のニュー・シングル「母」(詩・なかにし礼、曲・杉本眞人)=Aタイプ、Bタイプ、Cタイプの3形態で発売=を、この楽曲の為に新調したブルーの衣装で初歌唱。「新生・氷川きよしとして、21年目をゼロから、母から生まれたときのような真っ白な思いで歌っていきたいなと思って、新曲『母』をつくっていただきました。なかにし礼先生が3年かけてこの詩を書いてくださいました。一生、大切に歌っていきたい曲です」とアピールした。
そのAタイプのカップリング曲「いつか会えますように」、Cタイプの「おもいで酒場」、Bタイプの「東京ヨイトコ音頭2020」も初披露した。
その中で、20周年を迎えたことを記念して、満二十年をもじって饅頭2個を中央にトッピングしたスペシャルケーキがプレゼントされ、客席からおめでとうコールが沸き起こり、氷川は「ありがとうございます。皆さんのお陰です!」と大感激。
後半は、紋付き袴姿で「浪曲一代」「白雲の城」、昨年の紅白で着た黒紫の衣装で「限界突破×サバイバー」、日本語詩でクイーンのヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」、アンコールでは故・美空ひばりさんのカバー曲「歌は我が命」、昨年のもう1曲のシングル曲「大丈夫」など全23曲を熱唱。演歌からポップスまで幅広いジャンルの曲の数々で最後まで客席を感動させた。
この後、「長良グループ 新春豪華歌の祭典2020」(2月7日=熊本・熊本城ホール、同11日=大阪・フェスティバルホール、同16日=東京・東京国際フォーラム・ホールA、同21日=名古屋・愛知県芸術劇場)に出演。8月28日から9月27日まで1カ月間、東京・明治座で座長公演「氷川きよし特別公演」を上演する予定。
(サンニュース)

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