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■氷川きよしが東京国際フォーラム・ホールAで20周年を締めくくるスペシャルコンサートを開催。2日間4公演で約2万人を動員

公開日: : ニュース

デビュー20周年を迎え、同記念シングル「大丈夫/最上の船頭」(両A面シングル、発売・日本コロムビア)=A~Iタイプの全9形態でリリース=が累計25万枚突破とロングヒット中の歌手・氷川きよし(42)が12月12日、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAで「氷川きよしスペシャルコンサート2019~きよしこの夜 Vol.19~」と銘打ったコンサートを開いた。

氷川きよし(その1)

デビュー20周年の今年は、1月から11月まで全国39カ所82公演の「氷川きよしコンサートツアー2019~20周年大感謝祭!!~」をはじめ、5月に大阪・新歌舞伎座で10日間16公演の座長公演、7月に日本武道館で2日間3公演のデビュー20周年記念コンサート、9月に大阪・大阪城ホールで1日2公演のデビュー20周年記念コンサートなど、例年にも増して精力的に活動してきた。

 そんな20周年の今年を締めくくるスペシャルコンサートを前日11日と12日の両日、同所で行い、2日間4公演で約2万人を動員。

 この日も5000席の会場は熱烈なファンで満席の中、「歌というのは自分自身との闘いの道でして、今日まで20年続けてまいりましたが、皆さまのお陰でデビューから20周年を迎えることができました。これもひとえに皆さま方にご支援、ご声援をいただき、歌の道を未完成ながらも歩んでくることができました。今日は、お一人おひとりの方に届くように心を込めて、魂を込めて歌わせていただきます」とあいさつ。

氷川きよし(その3)

バタフライをイメージした衣装で「それぞれの花のように」、ニュー・シングルGタイプのカップリング曲「天地人」、桜柄の着流し姿で「最上の船頭」「箱根八里の半次郎」、世界の国旗をあしらったスーツ姿で「きよしの令和音頭」「きよしのズンドコ節」、紋付き袴姿で「男の絶唱」「白雲の城」、真っ赤なエナメルのボディスーツ姿で「確信」、クレーンに乗って「限界突破×サバイバー」、水をイメージしたスパンコールのガウン姿で「恋初めし」、星柄のスーツ姿で「ボヘミアン・ラプソディ」「hug」「あなたがいるから」、アンコールで、ゴールドのゴージャスな衣装で「歌は我が命」「大丈夫」など全29曲を熱唱。最後までバラエティーに富んだ作品と演出で、約3時間にわたって満員の客席を楽しませた。

 歌い終わって、「19年間、この素晴らしい東京国際フォーラム・ホールAで歌わせていただいて、ずっとここで歌えるとは思ってもいませんでした。初めてのときはプレッシャーで高熱が出たまま歌わせていただきましたが、若いときに勉強させてもらったからこそいまようやく自分の好きな音楽、自分が伝えたいことを伝えられるオリジナル作品も歌わせていただいています。そんな思い入れのあるこのホールでやれることが奇跡ですし、感謝の気持ちでいっぱいです」。

氷川きよし(その2)

また、伝説のロックバンド「クイーン」の「ボヘミアン・ラプソディ」は、音楽評論家で作詩家・湯川れい子さんが日本語に訳した詩で披露したが、湯川さんが「20周年を記念するコンサートで歌うということならと、私が原曲に忠実に訳詩して、それをイギリスに送り、クイーン側から正式に日本語で歌う許可が下りて今日の発表となった」そうで、その名曲を、オペラの部分も含めて魂を込めて歌い上げた氷川は「フレディ・マーキュリー(クイーンのボーカリスト)の思いを感じながら日本語で伝えたいなと思って、湯川先生に訳詩をお願いしました。湯川先生から『オペラの部分も歌いなさい』と言われて、毎日、毎日覚えて、未完成ながらも何とか歌うことができました。いつかCD化できたらいいですね」と話していた。

12月20日にはホテル椿山荘東京にて「デビュー20周年記念 氷川きよし クリスマスディナーショー」を開催予定。30日には「第61回輝く!日本レコード大賞」、31日には「第70回NHK紅白歌合戦」への出場が決定しており、年末にかけさらに忙しくなりそうだ。 

(サンニュース)

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