■氷川きよしが東京・ゲートシティ大崎 アトリウムでニュー・アルバム「新・演歌名曲コレクション10.-龍翔鳳舞-」発売記念イベント
今年でデビュー20周年を迎え、同記念シングル「大丈夫/最上の船頭」(両A面シングル)=日本コロムビアから3月12日にABCタイプ、8月27日にDEFタイプ発売=がオリコン・シングルチャートで最高位3位、6月4日発売の前作アルバム「新・演歌名曲コレクション9-大丈夫・最上の船頭-」がオリコン・アルバムチャートで初登場5位と、共にロングヒット中の歌手・氷川きよし(42)が10月26日、東京・品川区のゲートシティ大崎・アトリウムでニュー・アルバム「新・演歌名曲コレクション10.-龍翔鳳舞-」発売記念イベントを開いた。
前日25日にも大阪で同記念イベントを行い大盛況だったが、この日も同ステージ前には約2000人のファンが詰めかけ、四方八方から熱い声援が飛び交う中、「皆さん、今日はようこそお越しくださいました。デビュー当時はこういう広場とかレコード屋さんの前などキャンペーンでよく歌わせていただきました。ここは初めてですが、イベントがやりやすいいいところですね。コンサートはコンサートで楽しいのですが、こういうイベントもなかなかいいものですね」と笑顔であいさつ。
2002年発売の大ヒット曲「きよしのズンドコ節」をはじめ、新曲「大丈夫」、最新アルバムから「それぞれの花のように」「COME ON」、もう1曲の新曲「最上の船頭」、それに観客からのアンコールにこたえて「限界突破×サバイバー」の全6曲を熱唱。
その中で、最新アルバムについて「アルバムを作るにあたっては、毎回、いろいろテーマを考えています。何を氷川きよしが伝えるべきかとか、メッセージ性のある歌も歌っていきたいですし…。僕ももう40歳を過ぎましたし、これからの40年、何ができるかというと、人間・氷川きよしとして伝えていくべきものを伝えて命を全うしたいなと思っています」。
曲作りだけではなく、曲順のほうも同じように大切にしているそうで、「アルバムでは一つのストーリーを楽しんでいただきたいなと思いまして、1曲目の『龍翔鳳舞』は大げさなアレンジにしてもらって、不死鳥のように、鳳凰のように永遠に羽ばたける歌い手になりたいという自分の決意を表現。2曲目の『それぞれの花のように』は、令和の時代に人間としての大切なものを演歌作品で表現した、思い入れのある曲になっています。そして、3曲目の『歌は我が命は』は、美空ひばりさんの20周年記念作品をカバーさせていただきましたが、最近、ひばりさんにはまっています(ひばりさんのものまねをして爆笑)。ほかにもいろんな曲が入ったアルバムですが、これからのコンサートでもいろんなジャンルの曲を表現していきたいですね」。
そんなニュー・アルバムは、Aタイプ(初回完全限定スペシャル盤)とBタイプの2形態で10月22日発売。Aタイプには、20周年記念コンサート=7月11、12日に東京・日本武道館、9月6日に大阪・大阪城ホールで開催=のオープニングで初披露した「龍翔鳳舞」とアンコールで歌った「あなたがいるから」(最新シングルのDタイプに収録)の2曲を収録したDVDが付いてくる。
なお、12月11日・12日には東京・国際フォーラムにて恒例のコンサート「氷川きよしスペシャルコンサート2019~きよしこの夜 vol.19~」を開催。2日間4公演で2万人を動員予定。
(サンニュース)
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