■吉備麿が地元・岡山県で開催の「吉備麿 歌謡祭」に入院先から駆けつけ、新曲「おとこのグラス」を熱唱
今年でデビュー17年目を迎え、最新シングル「おとこのグラス」(詞・きびまろ、曲・京極あきら、発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングセラー中の演歌歌手・吉備麿(きびまろ、62)がこのほど、地元、岡山県総社市のサントピア岡山総社マスカットホールで開催の「吉備麿 歌謡祭」に出演した。
この日は、大勢の歌手と共演し、自らも7曲を歌唱する予定だったが、開催日の2日前に急に体調を崩し、当日は出演が危ぶまれた。
会場には約300人のファンが詰めかける中、吉備麿は何と市内の入院先から駆けつけ、予定されていた7曲の歌唱は体力的に無理ながらも新曲「おとこのグラス」と前作「白いカラス」の2曲を披露。ふだんと同じように低音の魅力たっぷりのボーカルで見事に歌い上げたのだ。
当初、彼の出演が難しいと聞いていたファンたちはがっかりしていたが、ステージに上がった彼の姿を見た途端、一様に心配しながらも全員で手を取り合って喜び合い、いつもと変わらぬ声量のある歌声とプロ根性に客席から割れんばかりの拍手が送られた。
吉備麿といえば、1999年に転落事故に遭って大きな障害を負い、一時は歩行困難となったが、腹式呼吸を使うカラオケをリハビリに取り入れるという懸命な訓練によって奇跡的に体力が回復、周囲を驚かせた。その後、2年間にわたるボイストレーニングを経て、2003年にメジャーデビューした努力家だ。
その新曲「おとこのグラス」は、彼の持ち味である低音のきいた甘いボーカルでしっとりと歌い上げた作品で、「今回、初めて自分で詞を書かせていただきました。お酒は弱いのですが、飲むのは大好きでして、そんなお酒をモチーフにして自分の人生を詞に託してみました。ぜひ皆さんに覚えていただいて、カラオケで歌っていただけたらうれしいですね。そして、この新曲を大ヒットさせ、自分の代表曲にしたい」と話していた。
(サンニュース)
us staff
最新記事 by us staff (全て見る)
- ■水森かおりが神奈川・小田原ダイナシティで俳優・原田龍二と10月23日発売のデュエットソング「モナムール・モナミ~愛しい人よ~」を披露 - 2024年10月24日
- ■黒川真一朗が群馬・こんにゃくパークで新曲「こんにゃく野郎」を披露。施設内の工場でこんにゃく作りを初体験。 - 2024年10月18日
- ■水森かおりがデビュー記念日にメモリアルコンサートを開催。昨年の紅白で披露したドミノとのコラボを再現。俳優・原田龍二とのデュエットソングを初公開。 - 2024年9月27日
- ■水森かおりが新曲「三陸挽歌」のご当地を訪れ、岩手・山田町の秋祭り「山田祭り」でミニステージを披露。山田祭り240年の歴史の中で女性初の神輿の掛け声を。 - 2024年9月18日
- ■辰巳ゆうとが全国4大都市での初のコンサートツアー。初日の東京公演で全21曲熱唱。年末の紅白を目指して意欲満々。 - 2024年9月2日