■城之内早苗が徳間ジャパン移籍後初のアルバム「早苗歌」を発売。東京・イオン葛西で歌唱イベント。ゆうたろうがサプライズで応援に
元おニャン子クラブを卒業し、演歌歌手としてソロデビューして今年で34年目を迎えた城之内早苗(51)が、徳間ジャパンコミュニケーションズ移籍後初のアルバム「早苗歌」を10月23日に発売したのを記念して11月8日、東京・江戸川区のイオン葛西店で歌唱イベントを行った。
「早苗歌」は、代表曲「あじさい橋」の令和バージョンをはじめ、昨年9月発売の同社移籍第1弾シングル「よりそい蛍」、今年6月発売の第2弾シングル「恋待ち夜雨」、昭和のヒット曲から「北の旅人」「恋のしずく」などカバー曲5曲、それに「夏泊恋歌」など3曲の書き下ろしオリジナル曲を含む全13曲を収録したフルアルバムで、オリジナルアルバムとしては実に32年ぶりとなる。
店内イベントスペースの特設ステージ前には大勢のファンや買い物客が詰めかける中、同アルバムから「あじさい橋~令和バージョン~」を歌ってから「おニャン子クラブでデビューしてから30年ちょっとたちました。最初に聴いていただいたのが『あじさい橋』で、それが昭和で、40代に入って平成の時代にニューバージョンを、そして時代が移り変わって令和になり、令和バージョンをつくらせていただきました。今日は、せっかくですから新しい曲ばかり聴いていただきたいなと思います」と笑顔であいさつ。
続いて作曲家・船村徹さんの長男で、作・編曲家の蔦将包さんが書き下ろした「夏泊恋歌」を披露した後、「これから歌う曲は男歌ですが、何の思い入れもないですし、歌っている方とも何の接点もありません(笑)。でもこの曲を聴くと、最初にギターが流れ、ぐっとくる。琴線に触れるといいますか、表では歌ったことがなくて、年に2回ぐらい行くカラオケで一人じっくり噛みしめながら歌っている曲をお願いしてこのアルバムに入れさせていただきました」と動機を述べながら石原裕次郎のヒット曲「北の旅人」をカバー歌唱。
歌い終わってから再びイントロが流れたためキョトンとしていると、そこに大きなワイングラスを持ったものまねタレント・ゆうたろう(49)が登場。「今日はおめでとうございます。僕の歌を歌っていただいて本当にうれしく思います。皆さん、どうか早苗をよろしくお願いします」とあいさつして同曲を歌い始めると、城之内は、突然の出来事にびっくり。城之内が「やだぁ、もう。また音が出てきたので、機材トラブルかと思いました」と言うと、ゆうたろうは「今日は、早苗ちゃんのために天国から33年ぶりに帰ってまいりました」。
そのサプライズに城之内が「ご本人のような方とご一緒できるとは(笑)…でも、ちょっと胸が熱くなりました」と笑顔を見せると、ゆうたろうは「裕次郎さんに成り代わって言わせていただきますと、『北の旅人』を選んでくれて本当にうれしいなと思います。彼女の歌声はとてもソフトで、女心をストレートに歌ってくれている」と絶賛。
その言葉に「ご本人に言われているみたい。ご本人じゃないけれど、うれしい!」。「ごめんな、偽物で…。でも、これからも歌い続けていただければなと思っています」といったやりとりで客席は大喜び。
最後にもう1曲、同アルバムにも収録されている最新シングル「恋待ち夜雨」の全4曲を歌い終えた城之内は「アルバムの聴きどころは、城之内、挑戦しているなととらえていただければうれしいなと。いろんな曲に挑戦していますし、令和からのまたスタートだと思っていますので、私の挑戦を聴いてください」と話していた。
(サンニュース)

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