■島津悦子ら全6アーティストが熊本復興支援コンサート。熊本にパワーを届けながら全40曲熱唱。弦哲也さん、大島親方も応援に
島津悦子をはじめ、梓夕子、北川大介、こゆり、知里、パク・ジュニョンの演歌系アーティスト全6人が一堂に会して2日、東京・銀座の銀座ブロッサム中央会館で「熊本復興支援コンサート」が開かれた。
これは、今年4月に発生した熊本地震で熊本県と大分県に甚大な被害を及ぼしたことから、歌を通じて復興支援の手を差しのべたいとして演歌歌手・島津悦子(54)が立ち上がり「歌の応援団」を結成。その趣旨に賛同した歌手たちが集まって今回のコンサートが実現したもの。
開演前、パクは「デュエットとかトリオの曲もありますので、楽しく歌わせていただきたいと思います。それを見て、皆さんに元気になってもらいたい」。こゆりは「私も何かできないかなと思っていたところに島津先輩からお誘いのお電話をいただきまして、ぜひお力になりたいと思って参加させていただきました。今日は熊本の人たちに声が届くよう頑張って歌いたい」。
梓は「歌の持つパワーと笑顔と元気を皆さまにお届けしたい。まだまだご苦労されていらっしゃる熊本の皆さんがもっと笑顔になれるよう島津先輩、歌仲間の皆さんと楽しく元気に心を込めて最後まで頑張って歌いたい」。島津は「歌の力を信じて、こういうことで応援できるのなら歌手でよかったと思えるような一日にしたい」。
北川は「少しでもお役になれるならと参加させていただきましたが、事務所に伝えるのがあとになったくらいのイベントなので、その思いが皆さんに伝わるような温かいコンサートにしたい」。知里は「熊本の復興支援はもちろんですが、自分も先輩方から勉強させていただく大事なコンサートですので頑張りたいと思います」と、それぞれが同公演にかける思いを語った。
900席の会場は、各アーティストらのファンらで満席の中、全員で「東京音頭」を歌って幕を開け、島津が「今回は、『熊本復興支援コンサート』として開催させていただきました。歌手仲間の皆さんに声をかけたところ、こうして真っ先に手を挙げてくれたメンバーです。うれしいじゃないですか…。『一緒にやりましょう』と言ってくれたこのメンバーで今日は一日、一生懸命頑張りたいと思います」とあいさつ。
第1部は、東京から熊本へパワーをという気持ちを込めながらパクが「東京HOLD ME TIGHT」、知里が「東京ドドンパ娘」、こゆりが「東京ブルース」、北川が「東京」、梓が「東京キッド」、島津が「東京アンナ」、全員で「東京ラプソディー」、デュエットコーナーで島津と梓が、ピンク・レディーの「UFO」「ペッパー警部」、こゆりと知里とパクの3人で「黄色いシャツ」、島津と梓と北川の3人で「麦畑」などを熱唱。
第2部は、それぞれにオリジナル曲を披露し、新曲コーナーでパクが「羽田発」、知里が「虹のかなたに」、こゆりが「貴船路」、北川が「愛をありがとう」、梓が「冬恋かなし」を歌った後、客席から特別応援ゲストの作曲家・弦哲也さんがステージに上がり、島津が同氏作曲の新曲「紅ひと夜」を同氏のギター伴奏で熱唱。さらに特別応援ゲストの大島親方が駆けつけ、島津とのデュエット曲「バヤルラー~ありがとう~」を2人で歌い、全員がコーラスで参加。1部と合わせて全40曲のプログラムで最後まで客席を楽しませた。
また途中、義援金セレモニーが行われ、出演者を代表して島津から熊本県東京事務所総務課長・右田省二さんに同公演の収益金の一部が義援金として手渡された。
(サンニュース)

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