大城バネサの新曲「俺の漁歌」が4万枚を突破。岩手・陸前高田で震災以来、初めて再開する「広田湾大漁まつり」に参加。東北と自身の大漁を祝って熱唱!
今月でデビュー13年目を迎えるアルゼンチン出身で、「NHKのど自慢」海外勢初のグランドチャンピオン受賞者の実力派演歌歌手・大城バネサ(33)が25日、岩手・陸前高田市の広田漁港で行われた「第16回広田湾大漁まつり」に参加し、特設ステージで大漁を祝って現在4万枚突破とヒット中の「俺の漁歌」を披露した。

陸前高田「広田湾大漁まつり」は、今年で16回目で、震災後初めての開催。「広田湾大漁まつり」は、三陸ならではの新鮮な魚介類の販売や牡蠣むき、サケのつかみ捕りなどの体験コーナーがあり、子どもから大人まで楽しめる人気のイベントだ。
2011年の東日本大震災以降、残念ながら中断されていたが、今年、地元住民の念願が叶い再開されることとなった。地元漁業も少しずつ回復し、震災前の水揚げ高に近づいてきており、復興を表す象徴的なイベントとなった。
大城は「活き活きとイベントを楽しんでいる漁業関係の方、地元の方々と直接の交流ができて、確実に復興が進んでいることを実感することが出来ました、さらに自分の歌で少しでも東北を活気づけられたら」と意気込んでいた。

ビクター移籍第1弾シングル「俺の漁歌」の売上が早くも4万枚を突破し、さらに売れ続けているという朗報と、大城バネサの現在の住居がある岐阜県羽島市から初代の「羽島市観光大使」に任命されるというダブルの喜びがある中、「広田湾大漁まつり」は彼女にとっても、自身の大漁を祝う記念すべきイベントとなった。
新曲「俺の漁歌」(4月22日発売)は、大海原へと果敢に挑む漁師の心を歌ったスケールの大きな作品で、発売前の3月から全国キャンペーンライブ(全国で約50本)を実施。全国の漁師や漁港(約20カ所)の応援もあって、現在4万枚を突破し、「USEN 今週のリクエスト演歌・歌謡曲ランキング」(4月22日8月12日集計)で2回にわたり1位を獲得。
「『俺の漁歌』は、『獲ったぞエー 獲ったぞエー』というサビのフレーズが一番歌いどころですが、この歌を聴きながら漁をしたり、大漁を祝っていただければうれしいです。4万枚突破は素直にうれしいですが、まだまだ大城バネサを知らない漁師さんが全国にいらっしゃるので、『漁船のBGMといえば大城バネサ』となるように全国の港で歌っていきたいと思います。皆さん、私を全国に呼んでください! すぐに飛んでいきますから!」と張り切っていた。
(サンニュース)
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