山内惠介 全国5カ所ツアー、ファイナルを東京・中野サンプラザで
10月5日、デビュー14年目を迎え、3月5日発売の最新シングル「恋の手本」がロングセラー中の演歌歌手・山内惠介さんが、東京・中野区のサンプラザホールでコンサートを開きました。
この日は、9月7日の名古屋を皮切りに、同12日の福岡、同14日の大阪、同27日の札幌、今月4、5日の東京まで、全国5カ所(全9公演)で行ってきたコンサートツアーのファイナル。全国ツアーは5回目で、自己最大の集客数、約1万5000人を動員。
約2000人の熱狂的ファン=中野サンプラザ2DAYSは初。両日合わせて約4000人を動員=で満席の中、
「5大都市ツアーも今日がファイナルです。東京は、きのうが初日で、今日が千秋楽です(笑)。皆さんの記憶に、そして思い出になるようなそんなコンサートをと思っております。今回のコンサートのテーマは『ただひとすじに貫き通す恋模様』と題しまして、物思う秋、人恋しい秋にいろんな恋模様を歌っていきたいと思います」
と挨拶。
2部構成で、第1部は、オリジナル曲から「恋する街角」「霧情」「涙くれないか」、日本のブルースのヒット曲から「港町ブルース」「柳ヶ瀬ブルース」「宗右衛門町ブルース」など8曲を立て続けに歌う「ノンストップ8連発」、「ダブルヴォイス・ひとりハモリ」と銘打ち、先に録音した自分の声に生声を重ねて「冬の稲妻」「情熱の花」、今年7月に再演した初主演舞台「曽根崎心中」のハイライトシーンを映像で披露しながら同劇中歌として話題を呼んだ新曲「恋の手本」、そして1部のファイナルは、「僕の歌の原点は、美空ひばりさんです」と言って、尊敬するひばりさんの大ヒット曲「悲しい酒」を情感たっぷりに歌い上げて終了。
続く第2部は、袴姿で歌謡浪曲「俵星玄蕃」、欽ちゃん劇団「カンカラ」との立ち回りを含めたミニコントで客席を楽しませた後、オリジナル曲から「君の酒」「船酒場」、客席をサイリウムが埋め尽くす中で新曲のカップリング曲「夢見る恋人たち」=9月3日にニューバージョンとして新曲の紅盤を発売。その限定盤に、業界初のサイリウムを封入=、前作シングル「釧路空港」、アンコールで新曲白盤(3月5日発売)のカップリング曲「ただひとつの花」など、全12ポーズもの衣装(過去最高の衣装数)を次から次へと着替えながら全32曲を熱唱しました。
昨年5月31日にテレビ番組で共演した歌手・五木ひろしが新曲「恋の手本」を聴いて絶賛し、
「私の弟分という気持ちが段々強くなっていきました。彼は本当に人間性が素晴らしい、いい後輩です」
というコメントをもらって感激の彼は
「五木先輩から『これはきっと君の代表曲になるから長いスパンで歌っていったほうがいいよ』といううれしいお言葉をいただきましたので、この曲が自分の代表曲になるよう頑張って歌っていきたい」
と話していました。
その五木が、来年3月に大阪・新歌舞伎座、4月に福岡・博多座で開く「五木ひろし芸能生活50周年記念公演 歌・舞・奏スペシャル」の全54公演すべてにゲスト出演が決定。

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