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■水森かおりが徳間ジャパン元社長・徳間康快さんの墓前に紅白歌合戦23回目の出場を報告。「今年も最高の歌い納めをしたい!」

公開日: : ニュース

 今年でデビュー31年目を迎え、大阪を舞台にした最新シングル「大阪恋しずく」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット中のご当地ソングの女王・水森かおり(52)が12日、東京・西麻布の「大本山永平寺別院 長谷寺(ちょうこくじ)」に眠る所属レコード会社・徳間ジャパンコミュニケーションズの元社長・徳間康快(とくま・やすよし)さん=2000年9月20日没、享年78=の墓前に「第76回 NHK紅白歌合戦」に出場が決まったことを報告した。

 紅白出場は、今年で23年連続23回目。2003年4月2日発売の「鳥取砂丘」が大ヒットし、その年の紅白に初出場して以来、毎年、徳間元社長の墓前に紅白出場報告を行い、今年で23回目。
 徳間元社長は、1995年9月25日に「おしろい花」で歌手デビューした水森をいつも気にかけていて、「紅白に出られるような歌手を目指して頑張りなさい」と励まし続けてくれたそうで、水森にとっていわば〝育ての親〟のような存在、かつ一生忘れることができない〝恩人〟の一人だ。
 そんな恩人の墓前に手を合わせて紅白出場報告をした水森は「今年も徳間社長に23回目の紅白出場をご報告させていただけてうれしかったです。毎年、紅白の出場者発表がある時期になるとドキドキしますが、もし駄目だったらまた頑張ろうという思いでいますので、それは毎年同じ気持ちです」と笑顔を見せた。

 「デビューした当時は、自分の30年後などまったく想像もできなかったですし、いつかは紅白に出てみたいという夢、目標はありましたが、その舞台に23回も出させていただけるなんて夢のようです。ここ5年ぐらいは父のお墓にも手を合わせて紅白出場の報告をしているんですけれども、その父から『おまえが出られるということは、一人出られない人がいるんだよ。光が当たるところには必ず影ができるから、その影のところを忘れちゃいけないよ』といつも言われていて、『うれしい気持ちはわかるけれど、しっかり地に足をつけて頑張りなさい。初心の気持ちを忘れずに』というその父の言葉を思い出します。初出場のときは、1回出るだけでも夢のような出来事だったので、そのときは『もうこれで思い残すことはない』と思いました。でも、歌い終わったあとに『また来年も出たい』と。それがまた新たな目標に変わりましたので、紅白って、改めてすごい舞台だなと思います」。
 今年の衣装は?との記者からの質問には「まだ発表はできません」と答えながら「どんな形であれ、最高の歌い納めができればいいなと思っていますし、また皆さんに楽しんでいただける時間になったらいいですね。今年も悔いのないパフォーマンスを幅広い世代の皆さんに楽しんでいただきたいです」。

 2025年の今年は「充実した30周年を過ごすことができた」として、「今年1年を漢字一文字で表すと? 『実』ですね。充実した1年でしたし、今年もたくさんの出会いがありましたので、それがまた来年に実っていくようにという意味で『実』にしました」と、この1年を振り返った。
 現在ヒット中の「大阪恋しずく」は、DAMの年間カラオケランキング、JOYSOUNDのカラオケ年間ランキング、共に〝今年発売の曲 演歌・歌謡曲部門〟で第1位を獲得したが、「YouTubeのほうでも『大阪恋しずく』のミュージックビデオの再生回数が246万回を突破して、本当にうれしいですね。まさかこんなにたくさんの方に歌っていただいたり、YouTubeで見ていただけるとは思ってもいなかったので、すてきな曲をいただけたことにとても感謝しています」と話していた。 

サンニュース     

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