■水森かおりが輪島朝市、仮設住宅、輪島キリコ会館を訪問。輪島の復興支援を「輪島大祭前夜祭」のミニステージで全6曲熱唱。
今年でデビュー30周年を迎え、最新シングル「大阪恋しずく」(作詩・かず翼、作曲・弦哲也、編曲・伊戸のりお)=徳間ジャパンコミュニケーションズから3月18日発売=がロングヒット中の〝ご当地ソングの女王〟こと演歌歌手・水森かおり(51)が22日、石川・輪島市を訪れ、輪島の復興支援に一役買った。

輪島は、2008年に発売してヒットした「輪島朝市」の歌の舞台。その後も水森にとって切っても切れない輪島は、昨年1月1日に「能登半島地震」が発生。大地震と大規模災害によって大きな被害に遭い、昨年4月に自ら現地を訪れ、昨年10月には再び現地を訪れたりしながら復興支援に努めてきた。
昨年10月の復興支援イベントをきっかけに地元の若手ボランティアグループ「ちーむ輪島人」との縁ができたことがきっかけで、今回、輪島マリンタウンで開催される「輪島大祭」の前夜祭にゲストとして招かれたもので、その「輪島大祭前夜祭」が始まる前、輪島朝市や仮設住宅などを訪問。

最初訪れた「輪島朝市」は、現在、宅田町にある商業施設「ワイプラザ輪島店」の中で〝出張輪島朝市〟として約30店舗が営業中で、各店舗を回りながら各店主たちを激励。「皆さんがすてきな笑顔で『来てくれて、ありがとう!』と言ってくださり、逆にこちらが元気をいただきました」と微笑んだ。
続いて訪れたのは、町野町にある仮設住宅の前にあるコミュニティー施設「まちのの間」。仮設住宅で暮らす人たちが集まる中、「皆さんにお会いしたくて来ました」とあいさつすると、全員が大歓迎。一人ひとりと笑顔で言葉を交わしながら「これからも皆さんに『元気になった』とか『明日からまた頑張ろう』と思っていただけるよう少しでもお役に立てたらうれしいです」と、さらなる復興支援を誓った。

1000年を超える三大朝市の一つ、「輪島朝市」。その朝市通り入口に設置されたヒット曲「輪島朝市」の歌碑は、震災後も一部損傷しながらも建立されており、その前に立った水森は「震災後、訪れるのはこれが3回目ですが、1回目のときはまだ焼け焦げた匂いが残るような生々しい状態でして、そのお店の整理をされている方々から『かおりちゃん、来てくれてありがとう』『これで、明日から頑張れる』と言ってくださったのがいまでも心に残っています。朝市通りだけではなく、輪島市内は前回よりもまた景色が変わっていますが、これからも皆さんと一緒に前を向いていく一人でいたいです」と話していた。

また、2015年3月に輪島市塚田町からマリンタウンに移転した「輪島キリコ会館」も訪問。キリコの担ぎ手たちに出迎えられ、彼らに「『輪島大祭』では、皆さん、心一つにして、怪我のないように頑張ってください」と激励し、彼らを元気づけた。
そして、マリンタウンで開催の「輪島大祭前夜祭」でミニステージを行い、輪島キリコ太鼓保存会・町野キリコ太鼓の演奏や振る舞いドリンク、屋台の出店などで大人から子どもまでみんなが楽しむ中、「輪島朝市」をはじめ、代表曲「鳥取砂丘」、新曲「大阪恋しずく」など全5曲を熱唱。アンコールでは、再度、「輪島朝市」を客席と全員で歌って盛り上がりながら「私も輪島の皆さんと一緒に復興に向かって頑張っていきたい」と呼びかけた。

同祭の模様は、今年開局した認知災害放送局「まちのラジオ」で収録され、後日オンエアされる。
9月24日にニューアルバム「歌謡紀行24~大阪恋しずく~」が発売。翌25日には、東京・LINE CIBE SHIBUYAで恒例のメモリアルコンサートを行い、今回は、初の同ツアーとして全国6カ所で開催。
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