■台湾出身歌手・レイジュがデビュー15周年記念スペシャルライブ。スペシャルゲストの湯原昌幸とコラボも披露。
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デビュー15周年記念曲「サイナラあんた」(作詞・もず唱平、作曲・徳久広司)&「レイジュのブルース」(作詞・高畠じゅん子、作曲・徳久広司)=両A面シングル。徳間ジャパンコミュニケーションズから5月14日発売=が好セールス中の台湾出身歌手・レイジュが2日、東京・港区のマリーグラン赤坂で15周年記念スペシャルライブを開いた。スペシャルゲストにベテラン歌手・湯原昌幸、ゲストに歌手・福田みのるの2人を迎え、フリーアナウンサー・中尾美穂が司会を担当した。

熱烈なファンが大勢詰めかける中、「大阪なみだ雨」でオープニングの幕を開け、「今日は台風の日でしたが、上陸しないで過ぎ去っていきました。これも神様が『レイジュの15周年だから…』と応援してくださっているのだと思います。皆さんもこの台風の中、お祝いに駆けつけてくださり本当にありがとうございます。今日は、この15年の中で習ってきたことを心込めて歌わせていただきます」と笑顔であいさつ。

そして、新曲「サイナラあんた」「レイジュのブルース」の2曲を披露した後、ゲストの福田みのるが「レイジュさんとは4、5年ぐらい前からテレビやラジオで共演させていただいたりしていますが、偉いなと思うのは、日本語を一生懸命勉強し、上達されている、それは努力の賜物です。今日は、そんなレイジュさんを応援したくてここにやってきました」とあいさつし、湯原昌幸が作詞・作曲した「あまのじゃく」や同「男の砂時計」(新曲)などを歌唱。

再び着替えて登場したレイジュは、同じ台湾出身の先輩歌手、テレサ・テンの「別れの予感」や欧陽菲菲の「雨の御堂鈴」を披露した後、レイジュが2020年3月30日に発売したシングル「手相」を作曲した湯原昌幸(ペンネーム・穂波唯)が「レイジュさん、15周年おめでとうございます」と、後輩歌手の15周年を祝いながらミリオンセラー曲「雨のバラード」やロングヒット曲「冬桜」、デビュー60周年記念シングル「たそがれロマン」などを歌唱し、湯原のギターとレイジュの歌によるスペシャルコラボ「手相」も披露。
後半は、レイジュがオリジナルアルバム「台湾・歌紀行」第1弾から「台北・中山北路」や作詞家・荒木とよひささんがプロデュースした「そして…Good by day」のカップリング曲「希望の種子」(手話付き)など全13曲を熱唱したレイジュは、最後に「皆さんに感謝、感謝です。いつまでも応援してくださいね」と満面に笑みを浮かべながら客席のファンに呼びかけた。

新曲「サイナラあんた」については「〝中途半端な恋〟をテーマにした曲です。港で『今ひとり?』と声をかけられて、ついついその誘いに乗ってしまった、本気でもない、遊びでもない恋。でも、もし出会ったときの時間に戻ることができたならもっともっと素敵な恋ができるでしょう、というとてもせつなくて激しいラブソングです」と話していた。8月17日には、福岡・柳川市民会館白秋ホールで「デビュー15周年記念・感謝のコンサート」を開き、スペシャルゲストに松原のぶえが出演。9月17日に企画アルバム「台湾・歌紀行 Vol・2」を発売
その後、12月1日に故郷・台湾で初めての凱旋コンサートが決定。
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