■田川寿美が東京・原宿でライブを開催。約140人のファンの前で昭和100年をテーマに全17曲熱唱

今年4月でデビュー34年目を迎え、最新シングル「悲しいめぐり逢い」(作詩・さいとう大三、作曲・幸耕平、編曲・坂本昌之)=日本コロムビアから昨年5月29日発売=が「オリコン演歌・歌謡曲ランキング」初登場3位(昨年6月10日付)、「USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキング」1位(昨年6月12日付)を記録し、現在もロングセラー中の演歌歌手・田川寿美(49)が16日、東京・渋谷区のラドンナ原宿で「春の宴~昭和100年~」と銘打ったライブを開いた。

昼夜2回公演で、昼夜で約140人の熱烈なファンが詰めかける中、「女の舟歌」でオープニングの幕を開け、「今年はデビューして34年目。来年が35年という節目にあたるので、ちょくちょく皆さまに歌を聴いていただく機会をいただけたらなということで、このような流れになりました。今回は、昭和100年をテーマに、懐かしい歌、名曲の数々を私なりに選びまして、皆さまに楽しんでいただけたら…」とあいさつ。 自身のヒット曲から第9弾シングル「哀愁港」、デビュー・シングル「女…ひとり旅」、昭和の懐かしい名曲カバーから神楽坂はん子の「ゲイシャ・ワルツ」、美空ひばりの「明治一代女」などを歌った後、ピアノとバイオリンの演奏者が加わって、ギターの弾き語りで中島みゆきの「糸」、井上陽水の「夢の中へ」、そして恩師の作曲家・鈴木淳さんのヒット曲で、ちあきなおみのデビュー曲「雨に濡れた慕情」を披露。

後半は、オリジナルのシングル作品から「女人高野」「下田の椿」「花になれ」、最新曲「悲しいめぐり逢い」、アンコールで、山本リンダの「どうにもとまらない」など全17曲を約1時間半にわたって熱唱し、最後までファンを楽しませた。
歌い終わって、「ライブは何十年もやらせていただいていますが、毎回、緊張しますね。(客席とは)このような至近距離ですからね」と笑顔を見せながら大勢のファンとのふれあいについて「有り難いですね。親以上の存在で愛してくださっている方がたくさんいるお陰でいまがあるので、なかなかない人生を歩ませていただいています」と感謝。

35周年に向けて、「こうして長く歌わせていただいている中で、日本の演歌を世界にも届けていけたらいいなと思っています。日本語ならではの美しいメロディーとか、そういうのが私たち日本人の誇りでもあるし、近年は海外の方もインバウンドでたくさんの方が日本に訪れているので、『日本の演歌って、こんなにカッコいいんだよ』ということを伝えていけたらいいですね。来年は35年という節目の年になりますが、まだまだ日本の演歌、歌謡曲にはすてきな歌がたくさんあるので、もっともっと広げていけるよう頑張っていきたい」と話していた。
なお4月5日には、東京・世田谷区民会館にて開催される「第22回・長良グループ夜桜演歌まつり」に出演予定。
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