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■水森かおりが、徳間ジャパン元社長・徳間康快さんの墓前に紅白歌合戦22回目の出場を報告。30周年の来年は、新たなリスタートの年に。

公開日: : ニュース

 岩手県を舞台にした最新シングル「三陸挽歌」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット中のご当地ソングの女王・水森かおり(51)が6日、東京・西麻布の「大本山永平寺別院 長谷寺(ちょうこくじ)」に眠る所属レコード会社・徳間ジャパンコミュニケーションズの元社長・徳間康快(とくま・やすよし)さん=2000年9月20日没、享年78=の墓前に「第75回 NHK紅白歌合戦」に出場が決まったことを報告した。

 紅白出場は、今年で22年連続22回目。2003年4月2日発売の「鳥取砂丘」が大ヒットし、その年の紅白に初出場して以来、毎年、徳間元社長の墓前に紅白出場報告を行い、今年で22回目。徳間元社長は、1995年9月25日に「おしろい花」で歌手デビューした水森をいつも気にかけながら「いつか紅白に出られるような歌手を目指して頑張りなさい」と励まし続けてくれたそうで、水森にとっていわば〝育ての親〟のような存在、かつ一生忘れることができない〝恩人〟の一人だ。
 そんな恩人の墓前に花を手向け、手を合わせた水森は「今年もまた徳間(元)社長の墓前に紅白歌合戦出場が決まったことをご報告できてすごくうれしいです。デビューしたときは、まさか22回も紅白に出させていただけるとは想像もしていなかったので夢のようです。でも毎年、この発表の時期が来るまでは不安な気持ちで過ごすのですが、今年もいい報告ができてよかったです。徳間(元)社長にも長良(じゅん)会長(故人)にも感謝の気持ちでいっぱいです」と目を細めた。
 22回目の紅白出場について「22回も紅白の舞台に立たせていただけるなんて、自分ではないような不思議な気持ちです。振り返るとあっという間でしたが、初出場のときから1回1回、その出場したときのことを鮮明に覚えていますし、すべて自分が過ごした時間なんだなと思うと、すごい年月を感じます」と振り返った。

かつて同じ所属事務所に在籍していた氷川きよしが特別企画で出場するが、「また同じ舞台に立てる喜びとパワフルな姿を見せていただけるのを楽しみにしています」と、久しぶりに同じステージに立てる喜びを語った。
 水森にとって紅白は「歌手である以上、みんなのあこがれの舞台だと思いますし、あの舞台に立たせていただくことが、支えてくださるスタッフの皆さんや応援してくださる皆さまへの恩返しになる」存在だそうで、「22回出場させていただくことになってもまだまだあこがれのステージですし、これからも毎年、出させていただけるよう頑張ります」と新たに決意。
 来年は30周年を迎えるが、「25周年のときがちょうどコロナの年で何もできなかったので、コロナ禍を経て5年が経ち、また新たなリスタートの年としてやっていきたいですね。30周年は全国でコンサートを開き、一人でも多くの方に私の歌を生でお届けしたい」と意欲を燃やした。
 今年は、俳優・原田龍二とのデュエットソング「モナムール・モナミ~愛しい人よ~」が大きな反響を呼んだが、「原田さんとは、3月と11月に『水戸黄門』の舞台で共演、初めての時代劇に挑戦させていただいたりして、いろんなことに挑戦できた1年でしたので、それをいい形で30周年につなげていき、いろんな方とのコラボもできたらいいなと思っています」と話していた。
 現在、12月と来年1月放送のNHKみんなのうた「ようかんマーチ」(12月18日から配信)も話題を集めているが、「デビューのときからの夢が、また一つかないました」と笑顔を見せていた。  

サンニュース     

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