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■彩青がファースト・ライブを開催。唄、尺八、津軽三味線の三刀流歌手の魅力を100%発揮しながら全21曲熱唱

公開日: : ニュース

 細川たかしの愛弟子で、2019年6月26日に日本コロムビアから「銀次郎 旅がらす」でデビューして今年で4年目を迎えた演歌歌手・彩青(りゅうせい、19)が16日、東京・渋谷区のけやきホールで「彩青・未来へはばたく! ファースト・ライブ」と銘打った初のソロライブを開いた。

 16歳でデビューし、8月29日に20歳を迎えるが、この3年間、唄、尺八、津軽三味線を使ったパフォーマンスで「三刀流歌手」として人気を集め、着実に成長を遂げている。そんな彩青は、大勢のファンが詰めかける中、「彩青のファースト・ライブにお越しいただき、本当にありがとうございます。今日は、最後の最後まで楽しんでいただけるよう頑張ってまいります」とあいさつ。
 2部構成で、第1部は昭和歌謡を中心に、デビュー曲「銀次郎 旅がらす」をはじめ、師匠・細川たかしのヒット曲からメドレーで「北酒場」「港夜景」「矢切の渡し」、昭和メドレーから三波春夫の「チャンチキおけさ」、三橋美智也の「哀愁列車」、春日八郎の「別れの一本杉」などを歌唱し、1部のラストは、尺八を吹きながら4月20日発売の新曲「沓掛道中」を熱唱。

 その中で、「デビューをさせていただいて3年がたち、4年目を迎えさせていただきましたが、それも師匠、スタッフ、そして今日ここまで応援してくださっているファンの皆さまのお陰です。僕は5歳から民謡を習い始め、尺八、津軽三味線と習ってまいりましたが、小学校6年生、11歳のとき、とあるテレビ番組で細川師匠に初めて歌を聴いていただき、元号が令和に変わった年の6月26日にデビューさせていただきました」と自己紹介。

第2部は、民謡を中心に構成。ステージでは初めて披露する和太鼓を叩きながら「秋鮭大漁節」を歌い、その曲を歌い終わった途端、袴がずり落ちてしまうというハプニングが起こり、客席のファンたちは一体何が起こったかと唖然。自身も突然の出来事に一瞬、戸惑ってしまったが、「皆さん、こういうこともあるんですね。ちょっと力を入れすぎてしまいました」と照れ笑いしながら「ファースト・ライブで貴重な体験をしました」と笑いに変えた。続いて「ソーラン節」「北海盆唄」を歌った後、津軽三味線奏者・細川貴義と2人で見事な津軽三味線掛け合いを披露。
 後半は、北島三郎の「なみだ船」、細川たかしの「望郷じょんから」などを歌唱し、再び細川貴義と一緒に三味線を演奏しながら「津軽三味線ひとり旅」のロングバージョンを熱唱すると、サプライズでバースデーケーキがプレゼントされ、大感激。

フィナーレは、再度、新曲「沓掛道中」を歌唱。全21曲の歌と津軽三味線の演奏で最後まで客席を楽しませた彩青は「このコロナ禍の大変な中でたくさんの皆さんにお越しいただいて感謝の思いでいっぱいです。まだスタートラインに立ったばかりですが、これからももっともっと唄、三味線、尺八と、磨きに磨いて頑張っていきたいと思っています。そして、16歳でデビューして、はっと気づいたらもう20歳になってしまうのかと思うと、何か不思議な気がいたします。20歳になってパワーアップしていく彩青を応援していただいて、僕の歌で全国の皆さんに元気、笑顔、明るさをお届けできるよう頑張っていきたい」と話していた。

サンニュース

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