■細川たかしが新曲「冬嵐」発表。細川の新弟子、彩青のお披露目を兼ねた発表イベントを開催。「チーム細川」の監督・野村克也さんも参加
人気演歌歌手・細川たかし(68)が新曲「冬嵐」(詩・冬木夏樹、曲・岡千秋)を日本コロムビアから5月22日に発売。その細川の新弟子、彩青(りゅうせい、16)が、同社から6月26日に「銀次郎 旅がらす」(詩・高田ひろお、曲・四方章人)で歌手デビューすることになり20日、東京・原宿の東郷記念館で、彩青のお披露目を兼ねた新曲発表イベントが開かれた。
新弟子・彩青は、5歳から民謡を始め、7歳から津軽三味線&尺八を始めたという民謡の申し子で、その才能を細川が認めたことから弟子入り。若さ、演奏力、歌唱力の三拍子そろった令和の大型新人歌手として注目の的だ。
また、細川のもとにいる弟子の杜このみ、「こぶしたかし」ことレイザーラモンRGが「細川ファミリー」「細川軍団」と呼ばれているが、今回の彩青の加入によって「チーム細川」と新たに命名。その「チーム細川」の監督を、細川と以前から親交のある元プロ野球監督の野村克也さん(83)に依頼。
最初に細川が新曲「冬嵐」を披露し、「久しぶりに演歌っぽい歌です。『冬嵐』という冬の歌で、季節的にはこれから夏を迎えますが、演歌は秋から冬にかけてカラオケで歌っていただけるということで、このほど発売させていただきます。津軽演歌の王道をいく曲でして、原点に戻ってこういう演歌っぽい歌を出したいと思っていました」。
そして、細川の新弟子・彩青が紹介され、「北海道出身で、尺八も三味線も弾ける16歳です。(弟子の)杜このみと同じ北海道市出身です。11歳のとき、カラオケの番組で出会って、そのときは小学校6年で、コブシもころころ回ってなかなか面白い逸材でした。(キャッチコピーの)『新時代「令和」に響く彩青の歌声』というのも私が考えまして、これでバチッと当てて、いかに老後を楽させてもらうか…(笑)」と細川。
そのデビュー曲「銀次郎 旅がらす」を、尺八を吹きながら熱唱した彩青は「いままでなかったような元気で明るい股旅演歌でして、それに尺八を吹くという新しいスタイルになっていますので、全国のいろんな方々に聴いていただきたいと思っています。僕の歌を聴いてくださった方々に元気と笑顔と勇気をあげられるような歌手に、また細川師匠のように歌で人に感動を与えて、話で笑いをとる、そんな歌手になりたいです。レコード大賞最優秀新人賞と紅白を目標に頑張っていきたい」と話していた。
その後、細川が大ヒット曲「望郷じょんから」を彩青の三味線とコラボ歌唱し、その歌にじっと耳を傾けていた「チーム細川」の監督・野村克也さんは「自分も(彼のような年ごろには)歌手にあこがれていたので、うらやましいよ。歌手にならなくて野球をやってよかった(笑)。最高の環境にいるね。環境が人を育てるし、夢があるのでいいですね。大いに期待しています」とエールを送った。
そして、記者から「細川さんの『チーム細川』の肩書きは?」と聞かれた細川は「ヘッドコーチかな」と言えば、野村監督は「4番のエースですよ」と笑顔を見せていた。
(サンニュース)

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