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■門松みゆきが地元・小田原市の小田原三の丸ホールで初のワンマンコンサート。カバー曲を中心に全16曲熱唱。白井貴子とコラボも

公開日: : ニュース

 今年でデビュー4年目を迎え、第4弾シングル「彼岸花咲いて」(詩・石原信一、曲・蔦将包)=日本コロムビアから5月25日発売=が好セールス中の演歌歌手・門松みゆき(29)が10日、神奈川・小田原市の小田原三の丸ホール 大ホールで「門松みゆき 三の丸 Covers」と銘打った初のワンマンコンサートを開いた。門松は小田原市出身で、16歳のとき作曲家・藤竜之介さんに師事。それから10年間にわたって同氏のもとで厳しいレッスンを受け、2019年2月27日に「みちのく望郷歌」で念願の歌手デビューを果たした。

同公演は、小田原市民ホール開館記念事業の一環として、「小田原ふるさと大使」を務める女性シンガー・白井貴子(63)をゲストに招いて開催され、オリジナル2曲以外はすべて昭和、平成に大ヒットしたカバー曲で構成。
 会場には大勢の地元ファンが詰めかける中、「こうして地元、神奈川県小田原市で、昨年できたばかりの新しい三の丸ホールで自身初めてのコンサートをさせていただけるということで楽しみにやってまいりました。この生まれ育った小田原の地でコンサートをさせていただける日が来るなんて思ってもいませんでした。いろんなことがこみ上げてくるので早速、泣いてしまいそうです。今日はカバー曲を中心に最後まで一生懸命歌わせていただきます」とあいさつ。
 太田裕美の「木綿のハンカチーフ」をはじめ、テレサ・テンの「つぐない」、山口百恵の「秋桜」、尾崎豊の「I LOVE YOU」、笠置シズ子の「東京ブギウギ」、オリジナルシングルからデビュー曲「みちのく望郷歌」と最新曲「彼岸花咲いて」、それにコラボで、ちあきなおみの「かもめの街」を中根希子のピアノ伴奏で、美空ひばりの「さくらの唄」を白井英峻のビオラ伴奏で熱唱。
 その中で「16歳のときに作曲家の藤竜之介先生の門を叩きまして、外弟子が2年、内弟子が8年、計10年の修業時代を経て念願のデビューができました。内弟子修行時代は、実家に帰ったり、実家に帰ったりすることが、お盆とお正月以外は許されないという厳しいルールがありまして、青春時代は歌にすべてを捧げたと言っても過言ではありません。なかなか地元に帰れないからこそ、地元の有り難さ、温かさを改めて感じるようになりました。何度も何度もあきらめそうになりましたが、(藤)先生と奥さま、応援してくださる皆さま、家族や友人、地元の方々の温かい支えがなかったら頑張ってこられなかったなと、改めて感じています」と振り返った。

また、ゲストの白井貴子を門松は「私はYouTubeチャンネルで『門松みゆきの勝手に小田原観光大使』で小田原の名物や魅力を勝手に紹介していますが、白井さんは本物の小田原の観光大使です(笑)」と紹介すると、白井は「みゆきさんは十分に観光大使です」と笑顔でこたえ、ベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」と加藤和彦・北山修の「あの素晴しい愛をもう一度」を初デュエット。
門松は「この曲は初めて歌わせていただきましたが、懐かしいというか、何か胸がほっこりするようなフォークならではの温かい曲で、白井さんと歌わせていただいて感激です」、白井は「みゆきさんと歌わせていただいてすごくうれしかったです」と意気投合。その後、白井はオリジナル曲「涙河」をソロ歌唱した。
全16曲のバラエティーに富んだプログラムで最後まで客席を楽しませた門松は「こうして歌い手として皆さまに歌をお届けできるのが何よりも幸せです。まだまだ未熟な私ですが、これからも一生懸命頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします」と目を輝かせていた。

サンニュース

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