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■田川寿美が東京・花園神社でデビュー30周年記念曲「雨あがり」ヒット祈願。芸能浅間神社に玉串奉納。コロナ禍で初経験の社会勉強も

公開日: : ニュース

 1992年「女…ひとり旅」でデビューして今年で30年目を迎えた演歌歌手・田川寿美(45)が、日本コロムビアから9月29日にデビュー30周年記念曲「雨あがり」を発売するのを記念して28日、東京・新宿区の花園神社で新曲ヒット祈願を行った。
 今作は36枚目のニューシングルで、新たに作詩家・高橋直人さんとタッグを組み、長年師事している作曲家・幸耕平さんとのコンビによって生まれた「幸せ演歌」。カップリング曲「ふたりの縁」も同コンビによるワルツ作品だ。
この日は、拝殿でご祈祷を受けながら30周年という節目の年にリリースする記念曲のヒットを願った後、同神社の境内にある「芸能浅間神社」に玉串を奉納し、年末に向けての大ヒットに意欲を燃やした。
 花園神社でのヒット祈願は初めてだそうで、「私は神社めぐりがすごく好きでして、2年ぐらい前からプライベートであちこち行って、これまでに100カ所ぐらい行っています。でも、『花園神社こそ芸能神社なので行くべきだ』と言われて、今年5月に(プライベートで)一人で来ました。今回、ご縁をいただいて2度目の参拝になるのですが、これも何かのご縁だなと感じています。神社の境内って、そこだけ違う空気が流れていて、心がリセットできるきっかけになると思いますし、この大都会にある花園神社は素晴らしいところなので、ぜひ皆さんにも来ていただきたいですね」。

 新曲「雨あがり」は「一言でいえば〝幸せ演歌〟です。30周年なので、ちょっと奇をてらったアイデアもありましたが、いまは人の心に寄り添う形が自分にとっても自然な形だなということで出来上がったのがこの作品です。ちょっとハッピーになれる歌です」。
16歳でデビューして30年。「歌謡界の一番元気な時代に恵まれてデビューできたことと、歌を通して社会に育てていただき、いろんな方と出会えたという最高の人生でした。いまは急速に時代が変わってきているなと肌で感じていますし、日本人の心、日本の言葉をどんな形でこれからの方々、演歌好きな方々に継承していくのだろうかと考えるきっかけとして、今回の新曲『雨あがり』に少し託してみたいなと思っています」
 そして、「どんなお仕事、どんな人生もいいとき、わるいときがありますが、どちらも永遠じゃないし、すべてあっという間に過ぎ去っていくはかなさがあるから『いつか雨があがりますように』という気持ちとか、雨があがった後に出てくる虹という自然現象に対して人は心を動かされたり、癒やされたりするものなのだなと、この年齢になって実感しています。だからこの『雨あがり』が、あらゆるシチュエーションで生きていらっしゃる方々の癒やしにつながればうれしいですね」とアピール。
 コロナ禍の中で節目の30周年を迎えたが、「コンサートやキャンペーンが中止・延期になり、皆さんと同じように不安もありましたが、私にとっては少しリセットできる期間になって逆によかったかなと…。このまま走り続けていたらどこかで消耗していたかもしれません。息子はいま小学校3年生ですが、去年4月から1年間、その学校でPTAの防犯部長をやらせていただいたりして(笑)、いままで経験したことがないような、いい社会勉強をさせていただきました」と話していた。
 11月1日には、東京・渋谷区文化総合センター大和田・さくらホールでデビュー30周年記念コンサートを開く。

サンニュース

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