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■辰巳ゆうとが東京・日本橋三井ホールで2ndソロコンサート。オリジナル曲から長編歌謡浪曲まで熱唱。殺陣にも初挑戦

公開日: : ニュース

 今年でデビュー4年目を迎え、第4弾シングル「誘われてエデン/望郷」(両A面シングル、A・Bタイプがビクターエンタテインメントから1月27日発売)の新装盤=C・Dタイプ(5月26日発売)=が、A・Bタイプに続いてオリコン週間演歌・歌謡シングルランキング第1位(6月7日付)を獲得してロングヒット中の歌手・辰巳ゆうと(23)が8日昼夜2回、東京・中央区の日本橋三井ホールで「辰巳ゆうとコンサート2021~そして、これから~」と銘打ったソロコンサートを開いた。
 当初、2ndコンサート「辰巳ゆうとコンサート2020~卒業、そしてこれから~」が大学卒業式翌日の昨年3月21日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止。それから1年5カ月ぶりに2ndコンサートを開催することになったもので、オリジナル曲はもちろん、昭和の名曲カバーや長編歌謡浪曲などバラエティーに富んだステージで構成。
 東京オリンピックの野球決勝戦では、日本が米国と対戦して2対0で勝利。見事、金メダルを獲得したが、小さいころから野球が大好きで、」中学時代は野球部にも所属していたという辰巳は「オリンピックで一番興味があったのは野球ですね。きのうの野球の決勝も見ていましたが、すごく感動しました。日本代表の金メダルにあやかって、その勢いのままにこのコンサートに挑みたいですね。今日のコンサートでは、歌だけではなく、この日のために新調した衣装もありますので、目でも見て楽しんでいただきたい」と意欲満々。

オープニングから元気いっぱいのステージで、「今日は、待ちに待った2回目のソロコンサートです。暗いニュースが多い中、今日は幸せな気分になれるよう、そして皆さまに笑顔になっていただけるようなコンサートにしたい」と笑顔であいさつ。
最新曲「誘われてエデン」をはじめ、第2弾シングル「おとこの純情」、第3弾シングル「センチメンタル・ハート」、昭和の名曲カバーからチェッカーズの「涙のリクエスト」、五輪真弓の「恋人よ」、三波春夫の「長編歌謡浪曲『元禄桜吹雪 決斗高田の馬場』」、1stアルバム「辰巳ゆうとファーストアルバム-力いっぱい、歌いました!-」に収録の「惚れて千両・無法松」、アンコールでデビュー曲「下町純情」など全20曲を熱唱。
 途中、この日のために約1年間にわたって練習してきたという「殺陣」に初挑戦。何人もの斬られ役を相手に華麗な所作とシャープな刀さばきを披露し、客席を驚かせた。やり遂げた安心感からか、その後のMCでは涙で言葉をつまらせる場面も。
 また、辰巳がゲストボーカルで参加している新曲「サンキュ!ピース feat.辰巳ゆうと」を歌っている事務所の先輩「はやぶさ」から応援メッセージも届いた。
 今回の殺陣は「コロナ禍の中で何か一つ新たな挑戦ができたらいいなと思って始めたのがこの殺陣です。昨年3月に予定されていた2ndコンサートのときは新しい曲にチャレンジしようと思っていたのですが、延期になったからにはさらにパワーアップしたコンサートにしたいと殺陣に挑戦させていただくことに決め、今日まで頑張って練習してきました。動きや刀を振る所作が難しかったですし、改めて殺陣の奥深さに気づかされました」と話していた。
 なお、10月13日に第4弾シングル「誘われてエデン/望郷」のカップリング曲とCDジャケットを一新した新装盤、EタイプとFタイプの2タイプが発売決定。

サンニュース

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