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■大江裕が東京・湯島天神で新曲「登竜門」ヒット祈願。六代目 片岡愛之助からジャケ写の題字をプレゼント

公開日: : ニュース ,

 今年でデビュー13年目を迎えた演歌歌手・大江裕(31)が12日、東京・文京区の湯島天満宮(通称・湯島天神)で新曲「登竜門」ヒット祈願を行った。
 ニュー・シングル「登竜門」(詩・伊藤美和、曲・徳久広司)は、日本クラウンから4月21日に発売。夢を現実にするためにくぐらなければならない〝登竜門〟をテーマにしたスケールの大きなメジャー演歌だ。
そのカップリング曲「ありがとうの空」は、彼の師匠で歌手・北島三郎が書き下ろした軽快なリズムに乗った明るい作品(作詩は、もりちよこ)で、コロナ禍の中、北島ファミリー全員で心を一つにして頑張ろうという思いで企画・制作。原田悠里、山口ひろみ、北山たけし、大江裕の北島ファミリー4人が一緒にレコーディングし、それぞれのニュー・シングルのカップリングに同じ音源を収録。
日本クラウン、北島音楽事務所のスタッフと一緒に拝殿(本殿)で祈祷を受けた大江は「この湯島天神さんは、プロモーションビデオで初めて訪れて以来、2度目です。北島兄弟で発売した作品でヒット祈願をしたことはありますが、僕個人の作品でヒット祈願をするのは今回が初めてです。いまは新型コロナウイルス感染症で皆さんが苦しんでいらっしゃいますので、一日も早く収束しますように。そして、この『登竜門』という僕の歌を聴いて少しでも元気になってもらえたら幸せだなという思いで祈願をさせていただきました」。また、同神社にある「夫婦坂」と呼ばれる石段の中ほどに鯉と竜のレリーフが施された「登竜門」が建てられているが、それを見ながら「僕自身の曲との縁を感じます。とても立派な登竜門ですね。この登竜門に恥じないよう新曲『登竜門』を大ヒットさせたい」と大ヒットへの意欲を燃やしていた。

 新曲シングルのジャケットの題字は、3、4年ほど前に知り合い、それ以来、親交を深めている歌舞伎俳優・六代目 片岡愛之助からプレゼントされたもので、愛之助は「今回、ご縁がありまして 大江裕さんの最新シングル『登竜門』の題字を書かせていただきました。自身のつとめた歌舞伎〝鯉つかみ〟を観ていただきこの曲が生まれた、という経緯をお聞きし大変嬉しく、光栄に思っております。タイトル通り、大江さんの『登竜門』をイメージし、力強さや勢いを込めてしたためました。このような時世により、湯島天満宮に伺えず大変残念ですが、私もこの曲が多くの皆さまの元に届くよう心から祈願致しております」とコメントを寄せた。
 同曲は、作詩の伊藤美和さんが愛之助の舞台「鯉つかみ」を見て、その演目と大江を重ね合わせるとどうなるかというのがきっかけで出来上がったそうで、大江のほうから「題字をお願いしたい」と申し出たところ、快く引き受けてもらい、題字を揮毫(きごう)。

 師匠・北島からは「裕は、タイトルが大きい歌が多いなあ。『檜舞台』『大樹のように』、そして今回は『登竜門』。タイトルに負けないような歌を歌っていきなさい」とアドバイスされたそうだ。
 同曲は、中高年の演歌ファンだけではなく、「先日、コロナ禍の中で、留学ができない学生の方とか、地方から東京になかなか来られない学生さんが多いという番組を見て、『夢をあきらめます』という方がいたのを知り、そんな若い方にもこの作品を聴いて、あきらめないで前に進んでいただきたい。たとえ小さな夢でも、夢を持って一歩ずつ歩いていただきたいという願いを込めて、そういう方々にも届けていきたい。そんな希望のある歌です」と話していた。

サンニュース  

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