■山西アカリが出身地・和歌山県の「有田郡町村会観光大使」に任命。委嘱式で10月25日発売の新曲「紀ノ川よ」やソロデビュー曲を披露
3人組演歌ガールズグループ「水雲-MIZMOー」の元メンバーで、昨年6月29日に徳間ジャパンコミュニケーションズから「拝啓 みかんの里」でソロデビューして人気を博している演歌歌手・山西アカリ(32)が「有田郡町村会観光大使」に任命され、24日、和歌山・有田郡湯浅町の湯浅えき蔵 地域交流センターで委嘱式が行われた。
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山西は、和歌山県有田(ありだ)川町出身で、2007年に「NHKのど自慢」和歌山県田辺市大会で優勝。翌年の2008年「NHKのど自慢」グランドチャンピオン大会に出場したのをきっかけに作曲家・水森英夫氏に師事。2017年「水雲-MIZMOー」としてメジャーデビュー、同グループが2021年9月に解散しソロデビューとなった。
この日の委嘱式には、関係者と山西の地元ファン約200人が詰めかける中、有田郡町村会の会長で、広川町長・西岡利記さんから観光大使の委嘱状が手渡され、同副会長で湯浅町長・上山章善さんからタスキをかけられた山西は「故郷の観光大使になることが、歌手を志したときからの一つの夢だった」と感激しながら「生まれ育った故郷が大好きな私は、有田川町の生まれでして、有田みかんの山と有田川に見守られながらすくすくと育ちました。あたりまえにある故郷の魅力や有り難さは、(22歳のとき)和歌山から上京して、月日がたつごとにその思いがどんどん強くなり、(故郷に)帰ってくるたびに『有田って、こんなええとこやったんやなあ』『こんなすてきなところ、まだまだいっぱいあるんやなあ』と思うことが増えました」。そして、「有田郡町村会観光大使として、これからもっともっと大勢の方に有田郡の魅力をしっかりとPR,発信していきたい」と決意を語った。
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その後、翌25日に発売されるソロ第2弾シングル「紀ノ川よ」(詞・さくらちさと、曲・水森英夫)をはじめ、ソロデビュー曲「拝啓 みかんの里」、鳥羽一郎のカバー曲「兄弟船」、それに再度、新曲「紀ノ川よ」の全4曲を披露した山西は「明日25日に2枚目のシングルが発売されますが、その曲を持って11月中旬に札幌へ、そして11月下旬からは東海、大阪、福岡、九州のほうへ行きますが、そのときもこのタスキを肩にかけて有田郡町村会観光大使として有田郡の魅力をしっかりとアピールしてまいります」と笑顔を見せた。
また、新曲については「前半は低音が続く曲なんですけれども、サビのところからダイナミックになり、キレとノリのある曲になっています。聴いても歌っても楽しい曲でして、和歌山の名所、名産もちりばめられているので、そこにも注目していただけるとうれしいです」と話していた。
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