大月みやこ 東京・三越劇場で恒例の秋のコンサート
10月1日、演歌歌手・大月みやこさんが昼夜2回、東京・日本橋の三越劇場で「大月みやこ 2014 秋のコンサート」と銘打ったコンサートを開きました。

毎年、趣向を凝らした演出で多くのファンを楽しませているコンサートで、今年は大正時代をフューチャーして、100年前に流行った「カチューシャの唄」「宵待草」などを披露するコーナーと、今度の新曲「霧笛の宿」(詞・池田充男)を作曲した船村徹さんの名曲を歌うコーナーが見どころで、
「恒例となりました年に1回のこの秋のコンサートで、私自身も楽しんで歌わせていただきます」

昼夜合わせて約1000人のファンが詰めかける中、
「私の元気の源はビールと、もう一つ、この三越劇場のコンサートです。すてきなこの場所で皆さまとご一緒できるこの時間は、何ものにも変えられません。今年も張り切っております」
とあいさつし、50周年記念曲「いのちの海峡」をはじめ、過去のヒット曲から「豊予海峡」「女の駅」「乱れ花」「女の港」、日本レコード大賞受賞曲「白い海峡」、9月24日発売のニュー・シングル「霧笛の宿」(発売・キングレコード)などを熱唱。
同目玉コーナーでは、大正時代の流行歌から「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」、世界的クロマチックハーモニカ奏者・南里沙の演奏をバックに童謡「かなりや」「月の沙漠」、船村徹メロディーから特に彼女が好きな「東京だョおっ母さん」「おんなの宿」「紅とんぼ」など、オリジナル曲を含めて全26曲を熱唱し、最後まで満員の客席を楽しませました。

昭和39年デビュー。今年で51年目を迎え、
「私にとってはあっという間の50年でしたが、まだまだこれからという感じです」
と新たな意欲を燃やし、新曲「霧笛の宿」については
「女心を伝えていく原点を指し示してくださった船村徹先生の曲を久しぶりに、51を目指す第一歩として頂戴できましたこと、光栄に思っております。霧多布(きりたっぷ)という北海道の町を舞台に、私の原点である女心を伝えるという、いまのこの一のスタートとしては集大成の新曲でして、充実した気持ちで歌い続けるのにふさわしい曲をいただきました。大月みやこのまたちょっと雰囲気を変えた凜とした女心をぜひこの『霧笛の宿』で感じていただけたらと思います」
と話していました。
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