■水森かおりのシングル全曲音楽配信が2月1日からスタート。「大阪」を舞台にしたデビュー30周年記念曲「大阪恋しずく」が3月18日に発売決定!
デビュー30周年を迎え、最新シングル「三陸挽歌」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット中の演歌歌手・水森かおり(51)が、これまでに発売してきたデビュー曲「おしろい花」から前作「日向岬」までのシングル全31曲の表題曲の音楽配信を2月1日からスタート。最新曲「三陸挽歌」は昨年、配信済みで、コンサートでも人気のシングル曲「笑顔でいようね」「しぶさわくんの唄」、さらに昨年発売した原田龍二とのデュエット曲「モナムール・モナミ~愛しい人よ~」の3曲も配信されており、これで全35曲が配信。1995年9月25日のデビューから今日まで30年間にわたって発表してきたシングルの表題曲がすべて配信でも聴けるようになり、「今回の配信が、幅広い世代の方に聴いていただけるきっかけになれば…」と自身も期待を寄せている。

「『最近、水森かおりの歌の世界を聴くようになったので、初期の作品も聴いてみたい』ということになった場合、初期のCDを探すのは大変ですけれど、配信だったらどこにいてもすぐに聴いていただけるので、そういった意味でも配信はとても便利ですよね」 今後は、シングル表題曲の全曲配信に加えて、シングル全曲のカップリング曲、アルバム全曲の配信も順次行っていくそうで、演歌・歌謡曲系のアーティストとしては画期的な試みだ。
「レコード、CDで育ってきた私たちの世代にとっては、時代は変わってきたなというのが実感ですが、いつどこにいても気軽に聴けるというのは大きなメリットだと思います。最近は、演歌のジャンルでも配信されている歌い手さんが多くなってきましたし、それを聴いてくださるリスナーも増えているので、これをきっかけにたくさんの方に水森かおりの過去の曲を知っていただけるのは大変うれしいです」CDの規格もかつては8㌢シングルと12㌢シングルの2種類があり、8㌢CDは1990年代にシングルCDとして一世を風靡し、2000年ごろからは12㌢シングルが主流となったが、「デビュー当時はまだ8㌢シングルでして、『鳥取砂丘』から12㌢CDに変わりました。『鳥取砂丘』は8㌢と12㌢の2パターンを発売したので、持っている方は貴重ですよ(笑)。カセット? いまはもう出していませんが、2020年2月18日発売の『瀨戸内 小豆島』まで発売していました」。

水森のシングル全曲の中で、売り上げナンバーワンは「鳥取砂丘」だが、「私にとっても一番の思い入れのある曲は『鳥取砂丘』です。でも、35曲すべてが私にとって思い入れのある作品ですし、これからもどの曲も1曲1曲、大切に歌っていきたいです」。
そして、いよいよファン待望の新曲が3月18日に発売決定。大阪を舞台にした30周年記念シングル「大阪恋しずく」で、「デビューした日の1995年9月25日を大阪で迎えたので、私の中では大阪は特別な場所ですし、30周年の節目にふさわしい新たなスタートラインに立つ曲だなと思っています。でも、30周年だからといって何も気負うことなく、毎年同じ気持ちで歌っていきたいですし、今年もより多くの方々とのご縁を大切にしながら頑張っていきます」と話していた。
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