■辰巳ゆうとが全国4大都市での初のコンサートツアー。初日の東京公演で全21曲熱唱。年末の紅白を目指して意欲満々。
今年でデビュー7年目を迎え、5月15日に発売した8枚目の最新シングル「迷宮のマリア」(作詩・松井五郎、作曲・幸耕平、編曲・萩田光雄、発売・ビクターエンタテインメント)がロングヒット中の歌手・辰巳ゆうと(26)が30日、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYAで「辰巳ゆうと スペシャルコンサートツアー2024~迷宮のマリア…すべてをくれないか~」と銘打ったコンサートを開いた。
これは、東京、愛知、大阪、福岡の全国4大都市で行う初めてのコンサートツアーの東京公演で、この日を皮切りに、9月2日に福岡・福岡国際会議場 メインホール、同4日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、同14・15日に大阪・藤井寺市民総合会館 パープルホールの全5公演=辰巳の出身地・藤井寺市では初めてのコンサート=を開催。
ツアー初日を迎え、「デビューする1年前は東京・赤羽の路上で歌っていた19歳の僕が、丸6年がたったいま、皆さんがたくさん背中を押してくださって、こうして初めてのコンサートツアーの初日を迎えることができて感謝の気持ちでいっぱいです。これがゴールではなく、これからももっともっといいお知らせができるよう頑張っていきたい」と大張り切り。
約1900人のファンが詰めかける中、キラキラスーツに真っ赤なマント、黒のハットという刺激的なコスチュームでステージ奥からポップアップ登場した辰巳は、新曲「迷宮のマリア」と、昨年9月に発売し、「第56回日本作詩大賞 審査員特別賞」を受賞。「第65回日本レコード大賞 日本作曲家協会選奨」も受賞し、そのステージで歌唱した「星くずセレナーデ」でオープニングの幕を開け、2018年1月17日発売のデビュー曲「下町純情」、昭和の名曲カバーから春日八郎の「お富さん」、三橋美智也の「あの娘が泣いている波止場」、三波春夫の「一本刀土俵入り」、尊敬する先輩歌手・氷川きよしの「番場の忠太郎」などを歌唱。
その後、10月30日にリリースした最新シングル「迷宮のマリア」のジャケット写真とカップリング曲が異なるD、E、Fの3タイプからDタイプのカップリング曲「下北沢エレジー Shimokita Elegy」(読み・しもきたレジー)を初披露。終盤は、オリジナルシングル曲から「センチメンタル・ハート」「誘われてエデン」、それに再度、新曲「迷宮のマリア」の全21曲を熱唱した。
現在、新曲「迷宮のマリア」が絶好調だが、目指すは「NHK紅白歌合戦」だそうで、「このLINE CUBEから信号を渡ればすぐにNHKホールがありますが、(紅白は)自分自身の夢でもあるので、その夢が今年は何とか叶えられるよう頑張っていきたい」と意欲を燃やしていた。
この後、11月9日の神奈川・やまと芸術文化ホールを皮切りに、12月9日の石川・金沢市文化ホールまで全国11カ所で「辰巳ゆうと コンサートツアー2024」を開催。
さらに10月5日から同23日まで大阪・新歌舞伎座、来年1月18日から同26日まで福岡・博多座、3月6日から同16日まで愛知・御園座で上演される「松平健芸能生活50周年記念公演」(7月6日から同31日まで東京・明治座で開催)に出演。
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