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■彩青が茨城・大洗町でデビュー5周年記念コンサート。「彩青後援会」が発足し、幡谷定俊氏が会長に就任。師匠・細川たかしが応援に!

公開日: : ニュース

 演歌歌手・細川たかし(73)の弟子で、2019年6月26日に日本コロムビアから16歳でデビューして今年で5年目を迎えた演歌歌手・彩青(りゅうせい、21)が25日、茨城・大洗町のトヨペットスマイルホール大洗で「飛翔! 演歌一番星!! 夢の峠を越えて」と銘打ったデビュー5周年記念コンサートを開いた。

今回、新たに「彩青後援会」が発足することになり、同後援会長に茨城トヨペット代表取締役会長の幡谷定俊氏が就任。同公演は、その就任式を兼ねて行われたもの。
 5周年を迎え、「コロナ禍もあったことから5周年はあっという間でしたね。でも、ファンの皆さま、スタッフの皆さま、細川師匠に支えていただき、そして今回は、後援会会長に幡谷会長に就任していただき、皆さまに支えられての5周年に感謝の思いでいっぱいです。これからも歌に三味線に尺八にと〝三刀流歌手〟として芸の道に精進していき、10周年、20周年、30周年…と、細川師匠のように年数を重ねられるよう頑張っていきたい」と大張り切り。

 800席の会場は、熱烈なファンで満席の中、歌、三味線、尺八をこなす〝三刀流歌手〟の彩青は、尺八を演奏しながら最新の第5弾シングル「王手!」(昨年12月13日発売)でオープニングの幕を開け、デビュー曲「銀次郎 旅がらす」、三味線に持ち替えて前作シングル「望郷竜飛崎」、昨年11月22日発売の初のミニアルバム「演歌・民謡~唄の旅~-北日本、東日本篇ー」に収録の民謡「ソーラン節」などを次々と歌唱。
この日は、愛弟子のために東京から師匠・細川たかしも応援に駆けつけ、彩青と「北酒場」を歌ってから自身のヒット曲から「心のこり」「北緯五十度」を歌ってステージに花を添えた。

 その後、幡谷後援会長の就任式が行われ、幡谷会長は「彩青後援会の会長として、貴殿の素晴らしい歌声をこれからも応援し、支えることをここに宣言し、〝宣誓書〟を彩青に手渡した。
彩青は「幡谷会長に応援していただけるのはこの上ない喜びです。これからも三刀流の芸を磨いて皆さまに応援していただけるよう頑張ってまいります」と感激の言葉を述べると、細川は「彩青はやっと21歳。このまま育ったらどうなるか…」と期待を込めながら「今日は、この会場の全員が後援会に入るということですね、会長」と客席を笑わせた。
 幡谷会長は、昔から歌が大好きだったことから「山吹早矢(やまぶき・そうや)」の芸名でCDまでリリース。25年以上にわたって茨城を中心にステージ活動を行っており、その最新シングルから「峠を越えて」「フィレンツェの小雨に」の2曲を歌って客席を盛り上げた。

後半は、彩青が先輩歌手の名曲を歌い継いでいきたいとして、昭和歌謡のレジェンドナンバーから橋幸夫の「潮来笠」、三橋美智也の「哀愁列車」、三波春夫の「俵星玄蕃」を熱唱。
そして、三味線の名手・細川貴義率いる細川貴義社中の5人の演奏家をバックに「津軽よされ節」、自身も三味線演奏に加わって「風雪ながれ旅」を歌い、再び彩青、細川、幡谷会長の3人がステージに揃い、細川のヒット曲「浪花節だよ人生は」を披露。
彩青のステージを見て、幡谷会長は「大変素晴らしかった。私の期待以上でした」と笑顔を見せながら「ただ今日が通過点ですから、これで終わりじゃない。ぜひ皆さん、応援をよろしくお願いします」と客席に呼びかけ、細川は「彩青は、私よりも素晴らしい。歌詞を間違えずに歌っている」とジョークを連発。
フィナーレは、彩青が演歌一番星を目指して新曲「王手!」を熱唱し、全20曲のプログラムで最後まで客席を楽しませた。

サンニュース

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