■森かおりが宮崎・日向市の三大祭り「日向ひょっとこ夏祭り」に初参加。3000人の聴衆の前で新曲「日向岬」を披露
デビュー28年目を迎え、通算33枚目の最新シングル「日向岬」(詩・かず翼、曲・弦哲也)=徳間ジャパンコミュニケーションズから1月24日発売=が、オリコン・シングルランキング初登場総合8位(2月6日付)を記録し、20年連続トップ10入りを果たしてロングヒット中の演歌歌手・水森かおり(49)が5日、新曲の舞台、宮崎・日向市で開催の「第40回 日向ひょっとこ夏祭り」に初参加し、ミニステージを披露した。
「日向ひょっとこ夏祭り」は、1984年から毎年、8月上旬に日向市で行われている宮崎県の一大イベント。ひょうきんな表情をしたひょっとこたちが、体をくねらせながらユーモアたっぷりに踊る「ひょっとこ踊り」を中心とした日向三大祭りの一つだが、2020年から22年までは新型コロナウイルス感染症拡大のため中止され、今回が4年ぶりの開催。
前日4日が前夜祭、そしてこの日の本祭りは、JR日向市駅前「あくがれ広場」と中心市街地で開かれ、水森はあくがれ広場の特設ステージにゲスト出演。
「日向市観光大使」も務める水森は、全国から訪れた約3000人の観衆が見守る中、最初に「ひとり薩摩路」を歌った後、「今日は、日向市観光大使としておじゃまさせていただきました。私はまだ『ひょっとこ踊り』を見たことがなくて、楽しみにやって来ました。日向市におじゃまするたびに地元の皆さまに温かく迎えていただいて本当にうれしいです。宮崎県の歌は今回、『日向岬』が初めてですが、この曲でご当地ソング147曲目になります。残りは、福岡県と徳島県の2県になりましたが、今回やっと宮崎県の歌を歌わせていただくことができました」とあいさつ。続いて、代表曲「鳥取砂丘」、新曲「日向岬」、合わせて3曲を熱唱。
最後に「この素晴らしいお祭りのステージで『日向岬』を歌わせていただいて、幸せでした」と感謝の気持ちを伝えると、そこに日向市長・十屋幸平(とや・こうへい)さんが駆けつけ、「お誕生日、おめでとうございます!」と祝いの言葉を投げかけながらバースデーケーキをプレゼント。そのサプライズに水森は「わぁ、うれしい! こんなの初めてです」と感激もひとしおだった。
歌い終わって水森は「日向市の皆さんの熱気がすごくて、これまで以上に温かく迎えてくださって本当にうれしかったです。私もひょっとこのお面を付けて一緒に踊りたかったです」と目を輝かせていた。
今月31日に50歳の誕生日を迎えるが、「年齢を重ねるごとに楽しさが増してきますね。50代を前にして、これからがますます楽しみ。50歳を過ぎてからもいきいきとされている多くの先輩方を見習って、私も大人の階段をのぼっていきたいです」と笑顔を見せていた。
なお、7月12日発売の3枚組アルバム「水森かおりCover Box vol.~時代を彩る名曲たち from 歌謡紀行~」に続いて、ニューアルバム「歌謡紀行22~日向岬~」が9月20日に発売。
9月25日には、毎年、デビュー日に行っているメモリアルコンサートを東京・北とぴあ・さくらホールで開催。また、11月4日から同12日まで愛知・御園座、11月17日から同30日まで大阪・新歌舞伎座で上演される「梅沢富美男劇団 梅沢富美男・水森かおり特別公演」で時代劇に初挑戦する。
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